日本のおいしい食べ物に期待して訪日する外国人は少なくありません。母国にはないような食べ物に挑戦し、その味に感動を覚えることも。2年ぶりに日本を訪れたノルウェー人とイギリス人には、提供スタイルも気に入った日本食がありました。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。

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2年ぶりの再訪日

　ノルウェー出身のアマンダさんと、イギリス出身のジェイミーさん。ふたりとも現在はノルウェーに住んでいて、2年ぶりに日本へやってきました。

　今回は2週間の滞在で、東京や名古屋、富士河口湖、姫路をめぐります。「お寺や日本のポップカルチャーが好きだから、また来たかったんです」と話すアマンダさん。今回はジブリパークにも足を運び、楽しみました。

　ジェイミーさんも「日本の文化、あと、なんといっても日本食ですね」と、期待で胸がいっぱいな様子です。

　富士河口湖では、360度見渡す限りの山々と湖の風景を満喫。とくに印象に残っている場所を聞くと、「姫路がベスト。恋をしました。姫路城は豪華でフォトジェニック」と、ジェイミーさんはその美しさを絶賛しました。城の内部にも入り、階段を登って上がれる体験が良い思い出になったようです。

初めて食べたお好み焼きに感激

　美しい景色を堪能したふたり。おいしい日本食にもたくさん出合い、なかでもとくにおいしかったのお好み焼きだそう。ジェイミーさんは今回の訪日で初めて挑戦し、その味に驚いていました。

「初めて食べたお好み焼きがとてもおいしかったです！　冷めないように、目の前の鉄板でそのまま出してくれるスタイルも気に入ったし、キャベツがたくさん入っていて、ヨーロッパにはないスタイルです」

　アマンダさんも、「パンケーキはあるけど、ああいうのはないよね。確かにおいしかった」とうなずきます。ふたりが普段食べているパンケーキとは異なり、甘辛いソースやカツオ節で味付けされ、鉄板で焼いたまま提供された日本のお好み焼きは、ユニークで新鮮な体験となったようです。

「オスロにも日本のお好み焼きが食べられるお店があるかなって検索したんだけど、残念ながらなさそうだよ」と、ジェイミーさん。ノルウェー最大の都市・オスロで食べられるかを確認するほど、すっかりお好み焼きの虜になっていました。

　ふたりで楽しんだ初めてのお好み焼きは、記憶に残る特別な味になったようです。ぜひまた日本へ来て、おいしい日本食を堪能してほしいですね。

（Hint-Pot編集部）