カルチャー
「イタリアにも似た料理はある」 日本食に魅了されたイタリア人カップル 初挑戦で気に入ったものとは
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和食の、素材を生かした調理法や繊細な盛りつけは、日本ならではの文化として世界中から注目を集めています。その味を堪能するため、日本を訪れる外国人も少なくありません。初めて日本へやってきたイタリア人カップルも、ある日本食に魅了されていました。いったい、どんなものに出合ったのでしょうか。
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2週間で日本を満喫 印象に残った食べ物も
イタリアから、初めて日本へ来たルカさんとオーロラさん。2週間かけて、東京や河口湖、京都、奈良、大阪、高山、白川郷、金沢などをめぐりました。
「日本の文化、食べ物に興味があって日本を選んだんです」と、訪日の理由について話すオーロラさん。旅の目的地を決めるのに、迷いはなかったそうです。
そんなオーロラさんと旅を楽しんだルカさんも、日本が気に入った様子。「帰るのがとても悲しいです。また絶対に日本へ来たいです」と、すでに再訪を心に決めていました。
そんなふたりは、日本の美しい景色はもちろん、おいしい食べ物も楽しんだそう。さまざまな日本食を味わったなかで、とくに気に入ったのはトンカツでした。
「イタリアにも似たような料理はあるんですよ。でも、日本のトンカツはとてもおいしかったです」と、オーロラさんは目を輝かせながらその味を振り返ります。
イタリアには、コトレッタ・アッラ・ミラネーゼという、薄く伸ばした仔牛肉にパン粉をまぶして、揚げ焼きした料理があるそう。見た目や調理法はトンカツと似ているものの、味わいは異なるといいます。
「僕たちは、ごはんの上にトンカツがのっているバージョンと、ごはんとトンカツがバラバラになっているバージョンの両方を試しました!」と興奮ぎみに話すルカさん。どうやら、カツ丼と、白米とみそ汁がセットになった定食スタイルに、それぞれチャレンジしたようです。
「どちらもおいしかったけれど、僕はバラバラになっているスタイルのほうが好きでした」
日本ならではの食べ方で、トンカツを存分に堪能したふたり。また日本へ来たときも、おいしい食べ物にたくさん出合えるといいですね。
(Hint-Pot編集部)