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「ついに“狸寝入り”を習得」 柴犬が帰宅拒否アピールする姿に爆笑 「なかなかの策士やなぁ」
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SNSで人気の“散歩拒否犬”。突然、歩くのをやめて道に座り込む姿にほっこりしますよね。X(ツイッター)では、“散歩拒否”ではなく、まさかの“帰宅拒否犬”に注目が集まっています。「まだ帰りたくない!」と全力でアピールし、“狸寝入り”するいぬに悶絶する人が続出。飼い主のなんとなくしろっぽい(@VQZZf9ikfEwnS09)さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
飼い主さんの声かけに「聞こえないフリ」
「ついに“狸寝入り”を習得した……」
そんなコメントとともに投稿された動画には、アスファルトの上に寝そべる柴犬が映っています。飼い主さんに「おうち入るよ」「おーい、寝ているの?」と呼びかけられても、柴犬はピクリとも動きません。
前足を優しく握って揺さぶられてもなお、目を閉じたまま完全無視を貫いています。「帰りたくない」という強い意志を感じて、思わず笑ってしまいますね。
この投稿には9000件近い“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「おめめのピクピクで起きているのがバレバレだしかわいすぎる」「なかなかの策士やなぁ」「役者だね~」「おおよその柴様方は“狸寝入り”をDNAレベルで習得済みです」など、さまざまな声が寄せられました。
長男に懇願され、大きくなったしろ子ちゃんをお迎えすることに

注目を集めたのは、柴犬で8歳の女の子「しろ子」ちゃんです。「子どもたちが大きくなったら、柴犬を飼いたいなー」ともともと考えていたという飼い主さん。しかし、たまたま立ち寄ったお店で、ほかの子いぬたちに比べて、大きくなっていたしろ子ちゃんと出会いました。
それを見た、当時小学3年生の長男から「お願いだから飼ってあげて!」と涙ながらに頼み込まれたそう。飼い主さんは根負けし、予定よりだいぶ早くなってしまいましたが、しろ子ちゃんをお迎えすることにしました。
「私が思っていたよりだいぶ早かったですが、子どもたちの思春期や反抗期の難しい時期に、いぬが家にいることに、親も子どもたちも大変助けられたと思います。出会いは運命ですね」
長らくお店にいたしろ子ちゃんは、店員さんから「しろ」と呼ばれていたそうです。そこで、呼ばれ慣れている「しろ」に、女の子らしさを出すために『子』をつけた名前を授けることにしました。
“狸寝入り”する策士なしろ子ちゃん
飼い主さん家族の愛情に包まれて、天真爛漫に成長したしろ子ちゃん。家族が読書をするのを邪魔するなどいたずらっ子で、家族を笑わせてくれる存在です。
また、マイペースな一面は、話題になった動画からもわかります。動画は、日課である夕方の散歩が終わって、飼い主さんから自宅前で脚を拭いてもらったあとに撮影されました。「これは長くなる!」と判断した飼い主さん。機転を利かせてある言葉をかけたところ、しろ子ちゃんは動き出したそうです。
「食いしん坊なので、『ごはん食べよう!』って声をかけたら、スタッと立って素直に家に入りました」
ちなみに、お天気が良い日や雪の日には帰宅拒否をすることが多いそう。外での時間を楽しみたいようです。
今ではしろ子ちゃんは、散歩仲間にも恵まれ、毎日を幸せに過ごしています。これからも、元気いっぱいの演技と笑顔で家族を癒やしてくれそうですね。
(Hint-Pot編集部)