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「これは知りたかったライフハック」 冷凍ごはんの解凍が早くなる 驚きの簡単テクに大反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ごはんを冷凍する際のライフハックが話題に(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
ごはんを冷凍する際のライフハックが話題に(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 ごはんを多めに炊いて冷凍しておくと、忙しい朝などにとても便利ですが、おいしく解凍ができずに悩んでいませんか? 温めムラがあって何度も加熱し直したり、加熱しすぎて硬くなってしまったり……意外にうまくいかないものです。しかし、なんと“あるひと手間”を加えるだけで、冷凍ごはんをおいしく解凍できるそう。目からウロコのライフハックが、X(ツイッター)で大きな話題になっています。投稿者の麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

冷凍ごはんの中心に梅干し大のくぼみをつけるだけ

 話題の投稿には、裏ワザが施された四角い冷凍ごはんの写真が添えられています。よく見ると、その中心には梅干し大のくぼみが。冷凍ごはんを持つ手が、ラップの向こうに透けて見えています。

 このくぼみこそが、電子レンジの加熱ムラを防ぎ、加熱時間の短縮にもなる要因なのだそう。

「ごはんを冷凍するときは真ん中にへこみを作るとレンチンの解凍時間がめちゃくちゃ早くなります。しかも均一に温められるおまけ付き」

 そんなメッセージを添えた投稿は瞬く間に拡散され、19万件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「飲食店でもやる、これはガチ」「これは知りたかったライフハック」「これは有益な情報メモメモ」「忙しいときにはとても便利!」などの声が寄せられています。

米価格の高騰がきっかけで投稿することに

ラップで包んだごはんの中心に、くぼみを作る【写真提供:麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さん】
ラップで包んだごはんの中心に、くぼみを作る【写真提供:麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さん】

 都内の某レストランで、料理長を務めるている麦ライスさん。“おいしめ”レシピや便利なキッチンツールを紹介しているXの投稿は大人気で、なんと25万人近いフォロワーがいます。

 いつも役立つ情報を発信している麦ライスさんが今回、冷凍ごはんのライフハックを紹介したのには、ある思いがありました。

「最近、お米の値段がぐんと高くなり、大切に食べている方がたくさんいらっしゃると思います。炊いて余ったごはんは、炊飯器で長時間保温しっぱなしだとおいしくなくなってしまうため、冷凍する方が多いことでしょう。そこで、冷凍ごはんで役立つ投稿をしたいと考えました」

イメージキャラクターの麦ライスくん【画像提供:麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さん】
イメージキャラクターの麦ライスくん【画像提供:麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さん】

 おいしく冷凍&解凍するためには、ポイントがあるそうです。

「できるだけ炊きたてを冷凍したほうがおいしく食べられます。また、半解凍してからお茶碗に移して、再度温めるとラップのにおいがつかず、おいしく食べられますよ」

 ちなみに、ライフハックを使った冷凍ごはんは、通常と比べて「30~40%ほど早く解凍できたという報告をいただいております」とのこと。また、この工夫はごはん以外にも応用可能で、「残ったカレーをフリーザーバッグで冷凍する際などでも活用できると思います」と教えてくれました。

 大きな反響を受けて「フォロワー様のほかに、大手企業様の公式アカウントからもコメントがあり、やはりお米は大切なんだなぁと感じました」と語る麦ライスさん。家庭でもすぐに取り入れられる工夫として、今後さらに広まりそうです。

(Hint-Pot編集部)