どうぶつ
「情けなくてすごくかわいい」 ベンチで震えるゴールデンレトリーバー 哀愁漂う姿が話題に
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食べることが大好き 甘えん坊なポテトくん

話題になったゴールデンレトリーバーは、5歳の男の子「ポテト」くん。被毛の色がフライドポテトに似ていて、「食べ物の名前をつけると長生きする迷信があった」とのことで、このお名前を授かりました。
飼い主さんは幼少期に、実家でラブラドールレトリーバーと暮らしていました。そのため、ひとり暮らしを始めてから「いぬがいない家」が寂しく、違和感を覚えたそう。そんなときに出会ったのが、ポテトくんでした。「きっと運命だ!」と感じ、お迎えを決意したといいます。
飼い主さんに大切に育てられ、食べることが大好きな甘えん坊に成長したポテトくん。「外では基本的に穏やかで、人間は自分のことを好きだと思っています」と、飼い主さんは目を細めます。
自分よりも小さないぬたちに駆け寄られてびっくり!

人懐っこいところが魅力的なポテトくんですが、実はいぬが苦手。話題の写真にも、その様子がはっきり写っていました。
撮影時は3歳だったポテトくん。一度来たことがあるドッグランを再訪した際、思わぬ出来事がありました。
「柴犬やパグ、コーギーなどが5~6匹ほどで追いかけっこをしていたのですが、数匹がなぜかポテトの近くに逃げてきて、待機所のようになっていました。その間、おどおどしていたのですが、全員が勢い良く駆け寄ってきたのに驚いてビビってしまい、座っていた私を押しのけてベンチに上がってきました」
そして、ベンチに座って一部始終を見ていた女性に、優しく背中を撫でてもらいました。
「撫でながら優しく『怖かったのー? 急にみんな来たものね、大丈夫よ』などと声をかけていただきました。すごい勢いで私を押しのけて、急にマダムの隣に座ったので『すみません、ありがとうございます』と言ったのですが、それに対して『いいのよ、穏やかで優しい性格なのね』と言っていただきました」
その後、飼い主さんにベンチから降りるよううながされたポテトくんは、しぶしぶ下に降りて、隠れるように座っていたといいます。
知らないいぬは怖くても、初めて会う人には心を許せるポテトくん。外へ遊びに行ったときは、自分なりの楽しみ方を見つけて、リフレッシュしてほしいですね。
○取材協力:ゆどち(@3daysm0nk)さん
(Hint-Pot編集部)