Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

「本当に反省しています」 第8子のときには失敗したことも 9人きょうだいのママがランドセル選びで一番大切にしていることとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

そろそろ“ラン活”の季節(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
そろそろ“ラン活”の季節(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 2026年度に小学校へ入学するお子さんがいる家庭では、早くもランドセル選び――いわゆる“ラン活”をスタートさせた人も多いでしょう。各社から新作のラインナップが発表され、豊富な種類があり、「どれをどう選んだらいいのかわからない」という声も聞かれます。そこで、東京都内で9人のお子さんを育てているママに、ランドセル選びのコツについてお伺いしました。

 ◇ ◇ ◇

9人きょうだいのママが教えるランドセル選びのコツ

 最近のランドセルの色は、アースカラーやくすみ系カラーなど優しい色味がトレンドになっているようです。色だけでなく、デザインや素材、価格なども多様化しています。かつて、昭和の時代は「女の子は赤、男の子は黒」というイメージがありましたが、今はそうではありません。

 小学校生活の6年間、長く使うものだからこそ、選び方で失敗したくないものです。6男3女、9人きょうだいの母親である小川悠さん。この春、末っ子の9番目が小学校へ入学しました。現在28歳の長男から続いたランドセル選びが一段落した今、そのコツを振り返っていただきました。

「一番大切にしているのは、“本人の意見を第一優先にすること”です。まずは子どもの希望をじっくり聞いて、それから私がカタログや見本などを取り寄せて、一緒に選んでいます。親としては『重くない』『なるべく肩に負担がない』ものがいいよとアドバイスしています」

好みの色はさまざま しっかり子どもの希望を聞くこと

 9人の子の経験から「ランドセル選びの達人なのでは?」と尋ねると、「その子、その子で悩んできましたよ」と小川さん。これまでランドセル選びで、とくに印象深いエピソードを、次のように明かしてくれました。

「第7子の息子は『金色がいい!』と最初から言っていました。最近はさまざまな色展開をしているメーカーがあり、調べていくうちに、落ち着いた色味の金色のランドセルに出合いました。サイドにポケットがついていて、折りたたみ傘がすっぽり入るので、便利なのも良かったですね」

 小学4年生になった息子さんは、今も気に入っているそう。高学年になっても似合う、上品な色合いが素敵です。

 色でいえば、後悔していることもあるといいます。

「第8子の娘のときは、薄いピンクがとてもきれいなランドセルを見つけて、私もとても気に入って『これにしようよ!』と購入しました。でも、小学3年生の今になって『本当は水色が良かった』と言っています。一緒に選んだつもりでしたが、やはり使う本人にしっかりと希望を聞くべきだったと、本当に反省しています」