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「日本は種類がめちゃくちゃ多いよね」 フランス人が驚いた母国との違い 街中で「挑戦」していることとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フランス人で兄弟の(左から)ドリアンさんとブランドンさん【写真:Hint-Pot編集部】
フランス人で兄弟の(左から)ドリアンさんとブランドンさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本ではありふれた光景に、外国人観光客が新鮮さを覚えることは少なくありません。フランス人兄弟は、日本に滞在している間、街中でたびたび目にするものに注目。フランスとの違いを感じて驚いていました。いったい、どんなものに目を奪われたのでしょうか。

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日本の食文化や漫画に惹かれて初訪日

 フランス出身のドリアンさんとブランドンさん。ふたりは兄弟ですが、現在は別々の都市に住んでいて、東京で合流しました。

 兄のドリアンさんはパリ在住で、2週間ほど先に日本へ来て、団体旅行に参加。鎌倉や広島、大阪、奈良をめぐりました。初めての日本旅行を満喫していて、「僕は大阪が一番気に入ったよ。とても自由で、人が生き生きとして、すごく活気があった。食べ歩きも最高だったし」と、これまでの旅を振り返ります。

 一方、弟のブランドンさんはイギリス・ロンドンで暮らしていて、今回が10年ぶり2回目の訪日だそう。「10年前は大学を卒業してすぐだったから、お金がなかったんだ。今回はもう少し大人になって、お金も少し使えるようになったから、思うがままに日本を楽しみたいね」と、うれしそうに話してくれました。

「フランスだったら…」

 そんなふたりには、街中で注目せずにいられないものがありました。それは、日本の自動販売機です。

「日本は自動販売機も、ドリンクの種類がめちゃくちゃ多いよね。フランスだったら、コーラとお茶くらいしかないんじゃない?」

 日本の自動販売機は、水やお茶をはじめ、清涼飲料、乳飲料、コーヒーなど、幅広い商品が並ぶことも珍しくありません。設置されている場所や地域、季節などによって品ぞろえが変わるため、外国人観光客にとっては新しい発見になることも。ブランドンさんは、フランスの自動販売機にはない飲み物を楽しんでいるといいます。

「日本にいる間に、飲んだことのないものをできるだけ飲んでみようって言っていて、今日は缶コーヒーのラテを飲んだよ。兄は、ピーチマンゴーの飲み物に挑戦していたね」

 まだ続くふたりの旅。「ゲームもいろいろ買って帰りたいよ」と、ワクワクが止まらない様子でした。残りの滞在でも、日本ならではのユニークなものとの出合いを楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)