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メーガン妃とヘンリー王子 王室称号を失う可能性も エリザベス女王の声明に専門家が指摘

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

メーガン妃とヘンリー王子、エリザベス女王【写真:Getty Images】
メーガン妃とヘンリー王子、エリザベス女王【写真:Getty Images】

サンドリンガムで緊急会合 夫妻の意向を全面支援もファーストネームで呼ぶ

 エリザベス女王は13日、イギリスのノーフォーク州にあるサンドリンガムでヘンリー王子と緊急会合を行った後、声明を発表した。主要な王族メンバーから退き、英国と北米でバランスを取りながら時間を過ごしたいという夫妻の意向を「全面的に支援」する内容となったが、女王がこれまで声明で「サセックス公爵夫妻」と呼んでいたのが、「ハリー、メーガン」と変わっていた点について、王室専門家が「夫妻の未来を暗示している」と指摘。称号を失う可能性について英紙が報じている。夫妻の表明後は失望していたと伝えられた女王だが、会合の前日に教会へ礼拝に行き笑顔を見せる姿が目撃されている。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、エリザベス女王が公式の声明なかで、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻を「サセックス公爵夫妻」の称号を使わずに、「ハリー、メーガン」と呼んだことに着目。王室専門家のラッセル・マイヤーズ氏が「王室の称号は公式の声明では通常、使われるものだ。これは非常に珍しいこと」と指摘したと伝えた。「夫妻のこれからについて大きなヒントになると思う。王室の称号をあきらめなくてはならないか、失うのかもしれない」と続けた。

 13日の緊急会合の後、エリザベス女王は声明で「私の家族と私は、若い家族として新しい生活を作りたいというハリーとメーガンの望みを全面的に支持する。私達は夫妻がフルタイムで王族を続けることを望んでいたが、彼らの願いを尊重し、家族の大切な一員でありつつ、より自立した生活を送ることを理解する」と述べた。

 記事によると、チャールズ皇太子、ウイリアム王子も出席した緊急会合について女王は「極めて建設的」だったと述べているという。今後は、夫妻がカナダと英国で過ごすなかで、「移行期間」を設けて対応していくことで合意。「これらは、私達家族にとって複雑な問題であり、引き続き取り組むべき事項も残っている。近日中に最終的な決断に達するよう要請した」という。

 ヘンリー王子とメーガン妃は8日、自身の公式アカウントで「主要な王室メンバーから退き、経済的自立を目指したい」などの意向を表明。エリザベス女王をはじめ、ほかの王族は事前に相談を受けておらず、王室に激震が走ったと伝えられていた。

(Hint-Pot編集部)