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「動物病院の診察台でくつろぐいぬ」 緊張感ゼロ 我が家のようにリラックスする“大物”ぶりに反響
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動物病院が苦手といういぬは多いでしょう。診察室で表情をこわばらせているのを見ると胸が痛くなりますが、なかには、まったく緊張しないいぬもいるようです。X(ツイッター)では、診察台の上でまさかの姿を見せた大きな話題となっています。漂う“大物感”に、3万件もの“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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診察台でベッドのごとくリラックス 余裕すぎるいぬ
「動物病院の診察台でくつろぐいぬ そのまま診察もされるいぬ」
そんなコメントとともに投稿された2枚の写真は、動物病院の診察室で撮影されたものです。診察台の上には、1匹のいぬが横たわっています。緊張しているかと思いきや、1枚目は、診察台がまるで自宅のベッドのようにすっかりリラックスした様子です。
さらに、2枚目には、獣医師さんに診察される姿も。身動きひとつせず、されるがままの状態です。恐怖心は一切なく、安心しきっていることが伝わってきます。
投稿は3万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「すごい余裕ですね!」「我が家のように脱力していらっしゃる(笑)」「すごいです! この落ち着き 病院のスタッフさんたちのことも信頼されているのでしょうね」「良い子だね」「お~大物だねー」など、驚きの声が多数寄せられています。
「マイペースすぎるだろうと思いました」

診察台の上でまったりしていたのは、柴犬とコーギーのミックス犬で8歳の男の子「イチ」くんです。マイペースな性格で人間が大好き。いぬとも仲良くできる社交的な一面を持っています。
イチくんには持病があり、定期的に動物病院に通っています。通院にも慣れていて、病院スタッフさんたちのことが大好き。恐怖心を抱くどころか、動物病院へ行くのを楽しみにしているそうです。
「動物病院では、かまってくれる人間やいぬのお友達に会えるので、いつも喜んで入っていきます。診察台の上でも、先生の顔を舐めたりとご機嫌ですが、おしりに体温計を入れられたり注射器を見ると、途端にガウガウし始めます」
基本的に、診察が始まるまではリラックスしてその時間を楽しんでいるイチくん。話題の写真が撮影された日は、いつもより診察開始までに時間がかかり、退屈していました。
「看護師さんと簡単なお話をしてる間はシッポを振ったり看護師さんの顔を舐めたりしていたのですが、そのあと先生が来るまでの間、待っていたら暇すぎて寝始めました」
イチくんは緊張でソワソワするどころか、まるで我が家のようにリラックスモードに。「マイペースすぎるだろう」と飼い主さんも思わずつっこみます。しかし、この平和な時間は長くは続かなかったようです。
「このあと、血液検査で注射のため奥の部屋に連れて行かれ、暴れまくったあとハイテンションで待合室に帰ってきました」
注射にはなかなか慣れないイチくんですが、これも自分のためだとしっかり理解している様子。診察台でも余裕が保てているのは、獣医さんやスタッフさん、そして飼い主さんとの信頼関係がしっかり築けているからなのでしょう。
○取材協力:イチプクカミュ(@ichikun_0401)さん
(Hint-Pot編集部)