どうぶつ
「信じられないくらい優しい男」 飼い主のメンタルが限界に…元保護ねこがとった行動に称賛の声
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悲しんでいるとき、そっと寄り添ってくれる愛猫の存在は心強いものです。人間の感情を敏感に察知し、ときに言葉以上の優しさを与えてくれます。X(ツイッター)では、飼い主の傷ついた心を癒やすねこが話題に。なんとも“男前”な振る舞いに、約4万件もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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泣いている飼い主に寄り添うねこ 優しさに感動
「メンタルが限界で寝ている花丸の隣で号泣していたら、嘘かと思われるかもしれませんが、私の目にそっと手を当ててゴロゴロ言い出しました。そのあと伸びをして、私の手をぎゅっと抱きしめて眠りにつきました……。信じられないくらい優しい男です……。少し元気が出たので、代わりを置いて仕事に戻ります」
そんなコメントとともに投稿された写真に写る、1匹のねこ。布団の上で横になり、ピンクのウサギのぬいぐるみをしっかりと抱きしめています。
まるでひと仕事終えたかのように、ねこは満足そうに熟睡。ぬいぐるみを抱えるたくましい前足が印象的で、優しい雰囲気が漂っています。
投稿には、3.9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「ねこ様って急に嘘でしょ? って思うような素敵なことしてくれることってありますよね」「“男前”すぎて胸がぎゅっとしました」「すごく能力高いですよ、人間よりよっぽど」など、称賛の声が多く寄せられています。
ねことの暮らしが夢だった飼い主さん 3匹の保護ねこと生活

優しく飼い主さんを励ましたのは、元保護ねこの「花丸」くん。穏やかでとても食いしん坊な、4歳の男の子です。家族から「大将」というあだ名で呼ばれることもあるそう。3歳で甘えん坊な男の子「満天」くんと、2歳で好奇心旺盛な女の子「百」ちゃんという元保護ねこと一緒に暮らしていて、2匹にとって“ボス”のような存在です。
ねことの暮らしにずっと憧れていたという飼い主さん。近所に新しく保護ねこカフェができたことを知り、そこへ通うようになりました。
ねこたちとふれあい、距離を縮めるなか、花丸くんと満天くんをお迎えすることに。そして、2匹と一緒に暮らし始めてしばらく経った頃、同じ保護ねこカフェにいた百ちゃんも家族にすることを決めました。