カルチャー
「いい意味で予想外だった」 イギリス人が東京散策を満喫 魅了された「ヨーロッパにあるような街」とは
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昔ながらの街並みや近代的な建物が混在する日本の光景に、魅了される外国人は少なくありません。初めて日本を訪れているイギリス人男性には、いくつかの街をめぐるなかで、印象に残った場所がありました。それはいったい、どんな街だったのでしょうか。
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カメラで熱心に撮影 「圧倒された」富士山
イギリスからやってきたステファノさん。2週間の滞在で、東京のほか高山、広島、京都、大阪をめぐります。新幹線を利用しつつ、団体ツアーにも参加する予定だそう。「日本はずっと行きたい国リストのトップにあったんだけど、今回が初めてだよ」と、日本での一人旅に目を輝かせます。
すでに富士山を見に行ったそうで、「圧倒された」と感激。この日はカメラを肩にさげて、東京都内を散策しながら、街中を熱心に撮影していました。
そんなステファノさんには、とくに印象に残った街があるといいます。
「東京は、日が暮れてからの赤やオレンジのネオンが、雰囲気があっていいなと思うし、訪れたなかでは下北沢が良かった。いい意味で予想外だったというか……」
サブカルチャーの聖地としても知られる下北沢。小劇場やライブハウスが点在し、個性的な古着店やカフェも多く、若者を中心に人気の街です。昭和のような街並みも残しつつ、近年では、再開発により新たな商業施設も増えています。
「ヨーロッパにあるような街で、こぢんまりしていて、キュート。いいバイブスが流れている」
ヨーロッパでは多くの都市で、中世の面影を残す旧市街と、現代的に発展した街並みが共存。ステファノさんの母国・イギリスでも、ウェストミンスターといった歴史が残る地区のすぐそばに、近代的な街並みが広がっています。
日本で目にした光景に、すっかり魅了されたステファノさん。これから訪れる先々でも、さまざまな発見ができるといいですね。
(Hint-Pot編集部)