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スペイン人「とても気に入った」 日本食を大絶賛 母国でも親しまれている食材が使われた一品とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スペイン人の(左から)ミケルさんとテレサさん【写真:Hint-Pot編集部】
スペイン人の(左から)ミケルさんとテレサさん【写真:Hint-Pot編集部】

 食や独特の文化に触れることを楽しみに、多くの外国人観光客が日本を訪れています。ハネムーンで初来日したスペイン人夫妻も、旅の序盤からさまざまな日本食を満喫しているそう。とくに気に入ったのは、母国でもなじみのある食材を使った一品だったようです。いったい、どんな料理なのでしょうか。

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初めての訪日はハネムーン

 スペイン北部ガリシア州から、ハネムーンで日本を訪れているミケルさんとテレサさん。ふたりとも、今回が初めての訪日です。22日間にわたる滞在で、大阪を出発点に京都、兵庫、広島、東京など各地の都市をめぐる予定だといいます。

 テレサさんにとって日本への旅は長年の夢で、「何年か前から来たいと思っていたんだよね」と話します。仕事の都合でなかなか長期休暇を取ることができなかったため、今回のハネムーンは絶好の機会だったとのこと。「最高のタイミングだよ」と、ミケルさんも満面の笑みを浮かべます。

 ふたりが日本でとくに楽しみにしているのが、おいしい日本食。すでにコンビニグルメも堪能し、さまざまな日本食を味わっているそうです。

「一番好きだったのはたこ焼き」 母国と重なる味に感動

「まだ着いたばかりなのにいろいろ食べているよね」と笑うテレサさんの横で、ミケルさんは「たこ焼き、たい焼き、どら焼き、メロンパン……」と食べたものを次々に挙げていきます。

「なかでも一番好きだったのは、たこ焼き! スペインではタコを食べるし、ガリシアはタコが有名でね。僕も好きだから、たこ焼きはとても気に入ったよ」

 ふたりの出身地であるガリシア州は、タコ料理で知られる地域。なかでも代表的なのが「プルポ・ア・フェイラ」と呼ばれる、ゆでたタコにオリーブオイルや岩塩、パプリカを振りかけ、木皿に盛りつけて提供する郷土料理です。

 ガリシアのタコ料理とは異なる調理法ながら、ミケルさんにとって、日本のたこ焼きはなじみがある地元の味と結びついたようです。

 旅の序盤で出合った、母国を思い出させる食材。残りの滞在でも、おいしい日本食をたくさん堪能できると良いですね。

(Hint-Pot編集部)