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「住んでいる街に日本食はあまりないけど…」 スウェーデン人が母国で「一番の楽しみ」と感じていることとは
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日本を訪れる外国人の多くは、観光だけでなく、食も楽しんでいます。スウェーデンからやってきたふたりも、日本の味を満喫している様子。住んでいる街には、日本食を食べられる店があまりないといいますが、母国で日本に思いを馳せることができる特別な時間があるのだとか。それはいったい、どんなものなのでしょうか。
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スウェーデン人が日本食を楽しみにしている理由とは
スウェーデンからやってきたオスカーさんとアダムさん。オスカーさんは2017年に初めて日本を訪れて以来、今回が4度目の来日です。初来日のアダムさんは「オスカーが日本通だから、これはぜひ一緒に行きたいと思ったんだ」と話してくれました。
日本について、オスカーさんは「アニメなどを通じて文化にはなじみがあったけれど、実際に日本へ来てみると、見ること、体験することがすごく多い国だと感じているよ」と語ります。
今回の旅は9日間。東京を中心に、まだ足を運んでいない鎌倉や富士急ハイランドにも出かける予定だそうです。
そして、観光以外にふたりが楽しみにしているのが、日本食です。ふたりが住むスウェーデンには日本食を提供する店が近くになく、なかなか口にする機会がありません。それでも“恋しくなる”ほど日本食が大好きな理由は、母国で特別な時間を過ごしているからだそうです。
「日本人の友人がいて、1~2か月に1回、日本食を振る舞ってくれるんだ。それが一番の楽しみなんだよね」
母国で、日本の家庭料理を定期的に味わう体験をしているふたり。単なる食事以上に、価値のある時間を過ごしているのでしょう。そして、実際に日本へやってきて“本場”の雰囲気とともに味わう料理にも、また違った感動を覚えたようです。
「コロナ禍などで来られなかった時期もあったけど、これからはなるべく時間を空けないように来たいと思っているよ」とオスカーさん。ぜひ近いうちにまた訪日して、日本のグルメを満喫してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)