思い出の場所や大切な存在は、目の前からなくなっても、心の中では永遠に生き続けているもの。X（ツイッター）では、今はもう存在しない実家でくつろぐ愛猫の写真を偶然見つけたという投稿が、14万件もの“いいね”を集めています。投稿者の相澤いくえ（@aizawa_ikue）さんに詳しいお話を伺いました。

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「いつでも帰れるような気がするんだよなぁ」

　畳の部屋に仰向けで寝転がる1匹のねこ。お腹を出した無防備な姿に、思わず笑みがこぼれます。

　光が差し込むふすまの奥には、干された洗濯物が。かつての暮らしの温もりがそのまま残った、ノスタルジックな写真がXで注目を集めました。

　過去のやりとりを見返す中で、偶然見つかったというこの写真。投稿のコメントには、写真を見てふとこぼれた思いが綴られています。

「昔のラインを見てたら、今はもうない実家で寝てる、今はもういないねこの写真が出てきた でもなんか今もどこかにこの家があってこのねこも寝てていつでも帰れるような気がするんだよなぁ 不思議」

　この投稿はなんと14万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「ワイも帰りたくなったら実家帰ってる、心の中で」「いつでも帰れる気がする、に胸がぎゅっとなりました」「わかります」「また帰れるような気がしますね」「なんか泣けてきた」「あなた様が忘れない限り、旧ご実家もねこちゃんも生き続けているんですよ。心の中で」など、共感の声が寄せられています。