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「アメリカやドイツのほうが上かなぁ」 アメリカ人が日本は「優れているな」と感じたものの、気になった意外なこととは
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日本の丁寧な接客や、細部まで行き届いたサービスは、多くの訪日外国人を驚かせているといいます。ドイツからやってきた男性ふたりはドイツやアメリカのほうが「上かな」と感じることはあったものの、日本のホスピタリティの高さに感心しました。ふたりがホテルで感心したこととは、どんなことがだったのでしょうか。
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困惑する場面に遭遇も「英語を話すのは義務ではない」と理解も
アメリカ人のクリスチャンさんと、ドイツ人のマットさんのふたりは、ドイツから日本を訪れています。3週間滞在し、沖縄から神戸、京都、伊豆を経て東京を目指す、ゆったりとした旅程を組みました。
クリスチャンさんが日本へ来るのは初めてですが、実は短期間だったものの父親が日本に住んでいたことがあるそうです。そのため「日本を見てみたいと思っていた」と話します。
一方、マットさんは、2度目の訪日です。初めて日本を訪れた際に虜になりました。クリスチャンさんが日本を旅行すると聞いて、便乗したのだそうです。
日本の“おもてなし”文化に感心
滞在中、ふたりはさまざまな宿に宿泊しました。そして、日本の“おもてなし”文化には感心したそうです。
「日本のサービスは、総合的に優れているなと感じたよ。たとえば、ホテルにはスリッパやパジャマが置いてあったりするよね」
日本では、ビジネスホテルといった比較的リーズナブルな宿泊施設であっても、無料のアメニティや設備が充実していることが多いでしょう。そうした点に驚きながらも、気になったこともあったようです。
「でも、どっちかというと、日本はマニュアル通りで、臨機応変さはアメリカやドイツのほうが上かなぁ」
そういうクリスチャンさんに同意するように、マットさんもレストランでの出来事を振り返ります。
「予約していないでお店に入ると、店員さんがバタバタしてしまって、すごく時間がかかったりすることもあったんだ」
もしかすると、店員側が英語を十分に理解できなかったといった要因もあったのかもしれませんね。
文化や言葉の違いに戸惑うこともありましたが、それすらも旅の一部として楽しんだふたり。残りの滞在でも、母国とは異なることに出合うかもしれませんが、それもまた日本ならではの体験として、存分に味わってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)