カルチャー
「日本の人たちを見て、その理由がわかった」 メキシコ人が愕然 日常生活に溶け込んでいる、日本人の当たり前とは
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日本人の生活習慣が、海外からの旅行者には新鮮な驚きとして映ることもあるようです。メキシコから初めて日本を訪れたカップルも、日本滞在中の食事や飲み物を通して、思いがけない発見があったといいます。いったい、どのようなことに驚いたのでしょうか。
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ポケモン好きで念願の初訪日 テーマパークを初体験
日本を初めて訪れている、メキシコ人のカルロスさんとパウリーナさん。「小さい頃からとにかくポケモンが好きだった」というカルロスさんの希望で、念願の初訪日を果たしたそうです。10日間の滞在で、東京、福井、大阪を中心にめぐりました。
まもなく帰国の途につくというふたりですが、初めての日本では、目にするもの、口にするものすべてが感動の連続だったよう。「人生で初めて」という、東京ディズニーシーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパークも楽しみました。
「日本ではメニューにすら載っていない」
カルロスさんによると、滞在中に驚きの発見があったそうです。
「日本で驚いたのは、飲み物。自分が普段、いかに甘い飲み物で砂糖をとっているか愕然としたよ。日本人はみんな、水や砂糖が入っていないお茶、コーヒーをよく飲んでいるよね」
無糖の飲み物を好む日本人の傾向に、カルチャーショックを受けたカルロスさん。しかし、実際に日本人とふれあうなかで納得した様子です。
「レストランで食事をするときも、メキシコは甘い炭酸飲料を頼むことが多いけど、日本はメニューにすら載っていないことも多い。日本の人たちを見て、その理由がわかったよ。みんな、ずっと健康的だもの」
炭酸飲料500ミリリットルに含まれる糖分は、角砂糖10~16個分に相当するといわれています。加えて、海外での茶系飲料は砂糖や甘味料が加えられていたり、フレーバーティーとしてアレンジされていたりすることが一般的。健康志向の高まりから糖分を控える意識は広まっていますが、無糖のお茶飲料を選ぶことは少ないのかもしれません。
「明日が最後の日なんだ。泣くよ。帰りたくない。それか、次に来る計画を立てるよ」と、日本を離れるのが名残惜しそうなカルロスさん。再び日本を訪れて、新たな魅力を発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)