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「これぞ男性が育休を取る意味ですよね」 産後1か月育休を取得した夫 毎日の手作りごはんに称賛殺到
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家事はすべて夫 妻は「休むこと」に専念

幸せいっぱいの育休期間を過ごせた、ちゃさん夫婦。その秘訣は、取得前に夫婦でしっかりと話し合い、家事と育児の分担を決めていたことだといいます。
「産褥期の私は、完全に子どもの世話のみで、空き時間があればとにかく休息、睡眠を取るように分担していました。掃除、洗濯、料理、買い物など家事全般は夫が担当。少しでも家事をしようとすると、『産褥期は安静にしないとダメだよ! 何もしないで良いから休みなよ』と本気で叱ってくれました」
もちろん、配偶者さんは家事だけでなく、息子さんのお世話も積極的に担ってくれたそうです。
「沐浴やおむつ交換、授乳後のゲップ出しなど、育児も積極的に取り組んでくれました。『俺やるから横になりな』とバトンタッチしてくれていたので、振り返ってみると、夫のほうがやることが多く大変だったと思います」
「ちゃんと父親になっていて驚いたし、うれしかった」
また、1か月の間、ずっと一緒に過ごせたことで、配偶者さんの新たな一面も知ることができたといいます。
「夫はもともと潔癖症ぎみで、子どもが産まれるまでは『おむつ交換とかちょっと苦手……』と言っていました。でも、いざ子どもが産まれてみたら、積極的におむつ交換をしてくれるだけでなく、子どものうんちが手についても、おしっこをかけられても、嫌がる素振りひとつ見せませんでした。そして、笑いながらおむつを取り替えてくれていて、ちゃんと父親になっていて驚いたし、うれしかったです」
この1か月で、さらに絆が深まったちゃさん夫婦。配偶者さんは職場に復帰し、新たな生活サイクルが始まっていますが、これからの分担についても、しっかりと取り決めを行っているようです。配偶者さんは仕事が多忙で帰宅が遅いため、育休終了後の平日は、ちゃさんがワンオペで家事育児を担当する予定なのだとか。
「ただ、ワンオペ育児は大変なので、『家事に手が回らなければ家が汚くても良いし、ごはんが作れなければ買ったものだって良い。ちゃんとやろうとしなくて良いよ』と言ってくれるので、とてもありがたいです。休日はふたりで家事育児を分担するつもりです」
1か月という短い期間でも、夫婦で築いた信頼と愛情、そして小さな命と向き合う日々は、かけがえのないものになったようです。これからも、助け合いながら、幸せいっぱいの毎日が続いていくことでしょう。
(Hint-Pot編集部)