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「本人は下手と言ってるけど…」 母が30年ぶりに描いた犬の絵 販売を希望する声も
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「うますぎる気がするんだけどな」――そんなコメントを添えた2枚の写真が、X(ツイッター)で7万件を超える“いいね”を集め話題になっています。写っているのは、30年ぶりに筆を取った母が描いたという犬の水彩画でした。その優しい色使いと、穏やかな表情に、多くの人が心を奪われています。投稿者の、形が定まらない犬(@papoter_dog)さんに詳しいお話を伺いました。
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母が描いた犬の絵が「うますぎる」と話題に
「母が犬のこと好きになった結果、30年ぶり? とか絵を描き始めたらしいんだけど、絵がうますぎる。本人は下手と言ってるけど……。うますぎる気がするんだけどな……」
そんなメッセージとともに投稿されたのは、小さなキャンバスに描かれた3枚の水彩画です。
ふんわりと優しいタッチで描かれた犬たちの絵。体を丸めて眠る白い子犬や、草むらで笑みを浮かべる犬、じゃれ合う2匹の犬など、どの作品も感情豊かで、今にも動き出しそうなほど生き生きと描かれています。
投稿は瞬く間に話題になり、7.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「これはうますぎますね!!!!!!」「優しい絵に感動しました」「販売してほしいくらいうまいし、とても素敵です」など、驚きと称賛の声が続々と寄せられています。
投稿者さんが犬を飼い始めたのがきっかけに

絵を描いたのは、投稿者さんのお母さん。実は、高校生の頃に3年間、芸術大学の先生に師事して、絵を学んでいた経験があるといいます。その後、長らく筆を置いていたお母さんが再び絵を描き始めたきっかけは、投稿者さんが犬を飼い始めたことでした。
「昔、白い犬を飼っていましたが、娘が飼っている犬も白くて、よく2匹が重なって見えるんです」
主なモデルは、投稿者さんの愛犬「パポテ」ちゃん。また、散歩中に出会う犬たちの姿も参考にしているとのことです。
使用している画材は水彩絵の具。1作品あたりの制作時間は「1時間かからないくらい」と短時間で仕上げているといいますが、繊細な筆致と温かみのある表現力には驚かされます。