カルチャー
「英語があまり通じないよね」 日本人の優しさに感動したアメリカ人 「インクレディブル!」と思った日本食とは
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歴史と伝統を大切にしながらも、異文化に対して寛容で、温かく迎えてくれる日本。長年「一度は訪れてみたい」と思い続けていた憧れの地に、ようやく足を踏み入れたアメリカ人カップルは、日本へ敬意を抱きながら旅をしています。そんなふたりが日本で感動したこととは、なんなのでしょうか。
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「シカゴでも食べられるけど、全然違う」
アメリカ・シカゴ在住のメーガンさんとマットさん。日本へ来るのは今回が初めてです。2週間という限られた滞在期間ながら、東京を皮切りに、京都や大阪、奈良を観光する予定なのだそう。東京滞在はまだ3日目ですが、多くの新鮮な体験に心が躍っていることが伝わってきます。
「長い間、日本は“行きたいリスト”にあったのよね」と、今回の旅に人一倍、期待を膨らませていたと語るメーガンさん。さっそく日本食に魅了されているようです。
「日本食はインクレディブル! とくに寿司。本当においしいよね。シカゴでももちろん寿司は食べられるけど、全然違うの。日本で食べるほうがはるかにおいしい」
「日本人はとても優しく接してくれる」
そんなメーガンさんには、日本を満喫するために心がけていることがあります。それは、なるべく日本語を使うということ。
「日本では、英語があまり通じないよね。だからこそ私たちは、簡単で短い日本語をなるべく言うように心がけているの。これがその国に対するリスペクトだから」
片言であっても現地の言葉を使おうと努力すれば、その意志は必ず伝わるはずだと信じているというメーガンさん。
「つたないけれど日本語を言おうとしているのが伝わると、日本人はとても優しく接してくれるなって感じる」
訪れる国の文化や言葉への敬意を示すことが、旅をより豊かにし、現地の人々との素敵な交流を生み出してくれるのかもしれません。メーガンさんとマットさんはきっと、日本各地で多くの温かな出会いを体験したことでしょう。
(Hint-Pot編集部)