子どもにお願い事をするとき、親のちょっとした工夫で、子どもがぐんと前向きに動いてくれることがあります。5歳と3歳の兄妹に「ワンチーム！」と呼びかけるママの作戦が、X（ツイッター）で大きな話題になっています。その方法を紹介した、2児のママで投稿者の砂浜さん（@mittlerweile）に詳しい話を聞きました。

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夫がいない日は「『ご協力お願いします！』と宣言」

　砂浜さんは、5歳の男の子と3歳の女の子を育てるママです。夫も一緒に育児に励んでいますが、週に1日程度「お父さんがいない」日があるそうで、そのときはワンオペ育児になるといいます。

　そんな砂浜さんは、Xにこんな投稿をして反響を呼びました。

「ワンオペの日は5歳と3歳に『今日はお父さんがいないから我々3人でワンチーム！　5歳はリーダー！　3歳は隊員！　そして私は唯一の大人なのでボスを務めます！　ご協力お願いします！』と宣言すると割と言うことを聞いてくれる　ライフハック」

　5歳の長男は「宇宙とポケモンが大好きで、優しくて頼りになるお兄ちゃん」だそう。3歳の長女は「頑張り屋さんで、おでかけのときは子ども用のお化粧をするなど、おしゃれさんでもあります」といいます。年子で「けんかも多い」ものの、基本的には仲良し兄妹です。

　そんな兄妹は「ワンチーム作戦」が始まると、積極的にお手伝いをします。「お風呂を沸かすのは、お兄ちゃんにいつもお任せしています。3歳はお片づけや、下膳のお手伝いをしてくれます」と役割分担もしっかりできているようで、砂浜さんも頼もしく感じているそうです。

「本当に素晴らしい育児アイデア」と称賛

　こうした「ワンチーム作戦」は、いつから始まったのでしょうか。「お父さんがいない日はいつも言っています。子どもたちも慣れたもので、『今日はお父さんいないよ』と言うと『ああ、じゃあワンチームの日ね？』と言ってきます」と、今では兄妹も理解しているようです。

　この投稿には、13万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「役割与えると、割と言うこと聞いてくれますよね」「なんて素敵なの……」「これは本当に素晴らしい育児アイデアですね！」などの声が集まっています。

　育児に奮闘する砂浜さんは、得意なイラストを生かし、「白目ねこと子供たちの育児スタンプ」というLINEスタンプを販売。好評を博しています。

　小さな兄妹が力を合わせる「ワンチーム作戦」。これからも兄妹の協力とともに、楽しい毎日を過ごしてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）