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子どもが手伝ってくれる“魔法の言葉”を発見! 使いすぎた母親を描く漫画が話題
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子どもがまったくお手伝いをしてくれなかったり、いくら言っても部屋を片付けなかったり。子育てをしていると、自分の思い通りにならずイライラしてしまうこともありますよね。そんな時、子どもがスイスイ動いてくれる魔法があったら……と考えたことのある親は少なくないでしょう。そんな“魔法”を使ったママの体験漫画をご紹介します。作者のもりかわichi(morika_wonder)さんに詳しい話を伺いました。
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“子どもが動く魔法の言葉”を知ったママ 連発した結果とは?
小学生のレンくんと幼稚園児のゼンくん、兄弟2人を育てているワーキングママのもりかわさん。インスタグラムでは主に、家族間で起こったエピソードの漫画を投稿しています。
そんなもりかわさんの投稿の中で、ひときわ目を引くのが「魔法で子どもを操ろうとして失敗した話」と題されたお話です。
ある日、もりかわさんが家事をしていると、何気なくつけていたテレビで子どもの教育についてトークをしていることに気が付きました。すると、子ども教育に詳しい女性ゲストが、「子どもが動く魔法の言葉がある」と言うではありませんか!
それによると、「助かる」という言葉は「誰かの役に立てたという達成感を感じることができる」ため有効なのだそう。それを聞いて、もりかわさんはニヤリ。食べた後の食器がそのままになった食卓で遊ぶレンくんに、早速声をかけてみることにしました。
「レンー食べ終わった食器を片付けてくれると助かるんだけどなぁ」
すると、一瞬の間の後、レンくんは「はーい」と返事。驚くほど素直に食器を片付け始めました。
「すごい!! いくら言っても聞かないレンが! これが魔法の力!?」
“魔法”に味をしめ、その後も折に触れて「助かる」を連発する、もりかわさん。
「お片付けしてくれると、助かるんだけどなあ」
「お皿並べてくれると、助かる~」
「早くお風呂入ってくれると、ママ助かるなあー」
しかし、こうしてお願いを続けていたある日、レンくんから思わぬ反撃が。おもちゃが部屋で散らかり放題になっているのを発見したもりかわさんは、すかさずいつものように声をかけようとしました。すると、レンくんはその言葉を遮り「ママ……」と呼びかけます。そして、ぴしゃりと一言。
「ママがお片付けしてくれると、助かるんだけどなぁ」
レンくんの思いがけない返しに、「魔法返し……だと!?」と目を白黒させるもりかわさん。漫画は、「皆様も魔法の連発はお気を付けください」という、もりかわさんの真摯なメッセージで締めくくられています。