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玄関のカギが回らないときのNG行動 うっかり使うと「時間が経つとどんどん動きが悪くなる」 解決策とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

カギ穴にホコリが溜まっていると、スムーズにカギを回せない場合も(写真はイメージ)【写真:写真AC】
カギ穴にホコリが溜まっていると、スムーズにカギを回せない場合も(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 家の施錠をするとき、カギ穴に差したカギがうまく回らずに困ったという経験がある人もいるでしょう。滑りを良くするために潤滑剤をスプレーするのは、実は「あまりおすすめできない」といいます。愛知県の不動産会社・株式会社CaNowHOMEは、公式TikTokアカウント(@canowhome_tokai)で、カギの回りを良くするための解決策を解説しています。

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使うものを誤ると故障の原因に

 家の玄関の施錠方法はさまざま。近年は、オートロック式で、顔や指紋、ICカードなどで解錠できるタイプもありますが、カギをカギ穴に差して施錠と解錠を行っている人もいるでしょう。

 普段、なにげなくカギを差しているカギ穴には、実はホコリなどの汚れが溜まっています。長年放置していると、カギは差せても、うまく回せなくなることも。ただ、滑りやすくさせるために、金属製品のメンテナンスなどに使う潤滑剤をスプレーするのは、故障の原因になる場合もあるそうです。

 同社は、「潤滑スプレーってあんまりおすすめできないんです」と警鐘を鳴らします。確かに、潤滑スプレーをした直後はスムーズに回せるようになりますが、一時的なもので、「時間が経つとどんどん動きが悪くなる」そうです。

 それは、潤滑スプレーに含まれる成分が原因だといいます。投稿によると、潤滑スプレーには「液体成分が含まれていて、その水分がホコリをどんどん吸着してしまう」とのこと。

 ほかの手段として「昔から、鉛筆の削り粉を入れるといい」といわれているそうですが、粉が粗すぎると、これも詰まりの原因になるようです。

 解決策としては、「カギ穴専用スプレー」を使うこと。スプレーの成分は液体ですが、ある特徴があるといいます。

「乾くとさらさらの粉状になります。カギの抜き差しだったりカギの回りがスムーズになるうえにホコリもくっつきにくいんです」

 カギ穴は内部の構造が精巧で、湿気に弱いという特徴があるといわれています。カギ穴内部に影響を与えにくくするためにも、金属用の潤滑剤ではなく、専用のものを使ったほうが安全です。トラブル防止のためにも、カギ穴の性質に合ったものを使用しましょう。

(Hint-Pot編集部)