動物・レジャー

遠慮の塊だった迷いねこの恩返し 看病から電話対応までする“やれやれ”顔が大反響

著者:Hint-Pot編集部

タグ: ,

電話対応を終えた後のあんこちゃん。仕事ができるねこならではの苦労があるのか「やれやれ」顔!?【写真提供:八汰(@yatuda_yata)さん】
電話対応を終えた後のあんこちゃん。仕事ができるねこならではの苦労があるのか「やれやれ」顔!?【写真提供:八汰(@yatuda_yata)さん】

 本当にねこなのか確認してしまいたくなるほど、しっかり者で忠誠心にあふれたねこが話題となっています。人間の言葉が通じているとしか思えない、ねこの名は「あんこ」ちゃん。迷いねこだったところを保護。すると、あの手この手で飼い主さんをサポートするようになり、とうとう飼い主さんに代わり電話対応までしてしまうほど、サポートの幅を広げてくれるようになったのだとか。飼い主の八汰(@yatuda_yata)さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

保護当時は“遠慮の塊” あまりの静かさに心配も関係は徐々に変化

「にんげんがダメすぎてついに電話対応までできるようになってしまった」

 八汰さんがこう綴り、驚きの対応をしたとする張本人は10歳の黒ねこ「あんこ」ちゃん。かつて、黒ねこがその色から「餡子猫」と呼ばれ“縁起の良い”生き物とされていたことから、良いことが起こるようにとその名が付けられたそうです。

 そんなあんこちゃんは、3年ほど前に八汰さんの元へやってきました。それは、ある冬の日のこと。近所を散歩していた八汰さんは排水溝でうずくまっていたあんこちゃんを発見しました。近寄っても逃げず、また首輪もしていたことから迷子になったと考え、自宅で保護することに。その後、保健所や警察などに届け出をし、貼り紙もして飼い主さんを探したものの見つからず、そのまま引き取ることとなりました。

 こうして新しい生活が始まりましたが、当初、八汰さんとあんこちゃんの間には微妙な距離があったそうです。

 あんこちゃんはまったく鳴かなかったばかりか、声をかけなければ部屋の隅でじっとし、自分から甘えてくることもなく……。また、粗相やいたずらなどもしないほど静かで、これには八汰さんも思わず保護される前の生活を心配してしまったそう。そんな“遠慮の塊”のようなあんこちゃんを、八汰さんの友人は「仮住まいの体なのでと、遠慮してるように見えた」と振り返ります。

お迎え当初のあんこちゃん。あまりの静かさに思わず心配してしまったほど【写真提供:八汰(@yatuda_yata)さん】
お迎え当初のあんこちゃん。あまりの静かさに思わず心配してしまったほど【写真提供:八汰(@yatuda_yata)さん】

 しかし、時が経つとあんこちゃんの様子に変化が。ある時、八汰さんが扁桃腺炎で高熱を出し寝込んでいると、あまりの具合の悪さを心配したのか、ねこ用のこたつを出て症状が良くなるまでずっとそばにいてくれたそうです。

 また、八汰さんが階段から足を滑らせたところを見ると、先に一段一段降りながら振り返って確認するように。さらに、湯船で思わずウトウトすると、その様子を心配し、大声で鳴いて起こそうとするのだそうです。

 命の恩人に対し、さまざまな方法で忠誠心を発揮するあんこちゃんを、八汰さんの家族も高く評価。電話越しに「無理のない範囲で頼んだよ」と“見守り依頼”をすることもあるそうで、依頼されたあんこちゃんは「ナォン」と立派にお返事をするのだとか。