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「一体何年使ったことになるのかな?」 中村江里子さんが18年間、子どもたちのために続けてきたことに称賛の声 「人生の宝物」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

日本に一時帰国中の中村江里子さん(スクリーンショット)
日本に一時帰国中の中村江里子さん(スクリーンショット)

 海外で暮らしていても、子どもには日本の文化をしっかり伝えたいと願う親は少なくありません。フランス・パリで暮らすフリーアナウンサーの中村江里子さんは、自身のインスタグラムアカウント(eriko.nakamuraofficial)で、家族の特別な思い出を振り返りました。子どもの可能性を広げる夏の習慣に称賛の声が上がっています。

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毎年7月にフランスから日本へ帰国し、子どもたちは公立校へ

 中村さんは日本に一時帰国していることをインスタグラムで報告。毎年7月になると、子ども3人を連れて日本に滞在し、コロナ禍を除いて現地の学校に通わせてきたそうです。そんな18年続けてきた、「子供達の“一時帰国時の通学”も今年が最後になります」と感慨深げです。

 投稿には、学校へ通う子どもたちの思い出の写真も添えられています。ランドセルを背負って登校する長女と長男の後ろ姿の写真や、少し緊張した面持ちでふたりが並ぶ一枚が。

 別の写真には、次女が同じランドセルを背負って登校する姿もありました。ランドセルが長女から次女へと受け継がれた大切な品であることが伝わります。

「長女が使ったランドセルを次女が使い。このランドセルは譲り受けた物なので、一体何年使ったことになるのかな? まだ大切に我が家にあります」と、家族の絆や思い出がしっかりと刻まれているようです。

譲り受けたランドセルが紡ぐ家族の絆

 実は、子どもたちから「なんでヴァカンス中なのに、みんな遊んでいるのに僕たち、私達だけまた学校に行くの?授業だって分からないことだらけなのに」と毎年言われていたそう。それでも、日本の学校に通わせた背景には、両国の文化を深く知ってほしいという中村さんの強い思いがありました。

「彼らは日本の学校では上履きに履き替えることや、生徒が校内やクラスの掃除をすること、給食当番があったりクラブ活動があることを知り、勉強の仕方の違いなど、さまざまな違いを感じて学び、考えていました」

 子どもたちにとってかけがえのない時間になったことは間違いないようです。

 この投稿には1.5万件もの“いいね”が集まりました。コメント欄には「受け入れる学校や子どもたちにとっても、良い刺激になりますよね」「お子様たちが、日仏の文化や日常を経験していることは、これからの人生の宝物、そして糧になるでしょう!」「どちらの学校生活も過ごせるなんて羨ましい! なんて素晴らしいご経験」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)