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「孫だけ渡して消えろ」 出産直前に義母が“子の名前強要”、拒否したけど改名要求…暴挙にネットがく然

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

義母を巡る家族トラブルは絶えない(写真はイメージ)【写真:写真AC】
義母を巡る家族トラブルは絶えない(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「この中から決めなさい」──。義母から送られてきたのは、我が子の“名前候補”でした。初めての出産を控える20代後半の女性は「気持ち悪い」と絶句。名前の強要を受けたという壮絶な告白がSNSで反響を呼びました。そもそも、「義母から受けたひどい仕打ちは数え切れません」と打ち明けるほど、普段から義母との関係に苦慮しているそうです。無事に出産できたそうですが、子どもの名前についてどのような決断を下したのでしょうか。詳細を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

「義母から受けたひどい仕打ちは数え切れません」

「義母から子の名前候補が5つ送られてきた。
この中から決めなさいと。
うち3つは義母の名前を1文字使っていて本当に気持ち悪いです。
絶対に採用しないけどいいですよね?」

 X(ツイッター)に投稿したのは、Choll(@Choll_man)さん。30代前半の夫と、今年出産した第一子と3人暮らし。60代前半の義母は地方で一人暮らしをしていて、義父は夫の幼少期に亡くなっているとのことです。

 Chollさんは義母の言動について理解に苦しんでいます。「なぜ義母が私たちの子の名前を決めようとしているかは不明ですが、家族である息子の子もまた義母にとっては家族であり、義父がいない現在は家系の最年長として命名の権利があると勘違いしているのだと思います。名前に限らず、私たちの家庭は自分がコントロールできると思っている節があります」。そのうえで、「私自身は当然理解できていませんし、幸いにも遠方別居のため基本的に無視しています。夫や子は義母と血はつながっているとはいえ、世帯も居住地も別で『家族』ではありませんし、干渉してほしくないと思っています。義母は義母でご自分の人生を楽しんでいただけたらうれしいです」と言葉を絞り出します。

 夫の受け止めはどうでしょうか。「また変なこと言っているな……という認識だと思います。子の命名を主張する先は夫ではなく私個人に対してのみなので、夫はあまり問題視していません」。

 義母は、義理の娘であるChollさんに対して、“狙い撃ち”の言動を繰り返しているそうです。驚くべき過去のできごとを教えてくれました。

「一例を挙げますと、
・初めて義実家を訪問した際に、私だけお茶ではなく水道水が出される
・母の日、父の日(亡くなった義父用)、クリスマス、敬老の日、義母の誕生日のギフトを要求される
・義母が親戚の子どもに渡すようのお年玉を私に要求する
・『孫だけ渡して消えろ』と言われる
・結婚の御祝儀などは一切いただいていないのに、結婚式でお車代を奪い去る
・結婚式で自分もウエディングドレスを着るつもりでいた

 など、上げ出すとキリがありません」

 こうした義母の振る舞いについて、どのような対応を取っているのでしょうか。「私は基本的に無視、夫には逐一報告する姿勢を貫いています。最初は理不尽なことを言われて傷ついていたのですが、最近は暴挙ネタを提供してくれる変な人だと割り切るようにしています」と明かします。結婚して約3年。精神的にも苦労を重ねて、現在に至っているそうです。

 そして、出産直前に送られてきた義母からの“子の名前強要”に対する最終的な決断とは。「もちろん義母の意見は採用せず、私たち夫婦で考えた名前で出生届を提出済みです」。答えは「拒否」でした。

 夫婦で命名した子どもの名前は、すでに義母に、夫のLINEを通じて報告しています。しかし、義母はChollさんに、抗議のLINEを直接送ってきたそうです。

「義母の反応についてですが、夫に対しては『おめでとう』『念願の孫ができてうれしい』というような祝福のメッセージがありましたが、私に対しては『なぜ事前に報告しなかったのか言いなさい』『私の孫にへんちくりんな名前をつけて許さない』『今すぐ変えなさい!』などの暴論を展開しています」。なんと、怒ったうえで、今度は改名を要求してきたそうです。当然、子どもの名前を変えるつもりはないそうです。

義母は激怒「私の孫にへんちくりんな名前をつけて許さない」

 一連の投稿は大きな話題を集め、「うわぁ…それはつらいし、気持ち悪い」「怖すぎます」「私も義母ですが、こういうことする人の神経を疑います。言うとおりにしちゃダメです、絶対」「祖父母が名前決めるなんて、令和の時代にまだあるんですね。迷惑な話です」「いまどきそんなのいるんだ…」「義母さんヤバいですね」「え、ほんとですか? まさかの言葉に絶句です」など、驚がくする人が続出。

 また、「全く同じ状況で長女の名前は夫婦で決めました。それから約7年間音信不通になりました。その間次女も産まれたが報告せず。今は付かず離れずの良い関係です」「私の母も義母に勝手に 兄の名前を考えて決定され 当時なにも言えず 未だに根に持っています 絶対に採用しなくていいです」など、悲壮な体験談も届いています。

 義実家との関係は、結婚生活で悩ましいことの一つでもあります。できれば円満な関係を築いていきたいですが、難しい場合は一定の距離を保つなど、少しでもトラブルを避けたいものです。Chollさんは「義両親の異常性には、結婚前に気付けないこともあるかと思います。そこに立ち向かう、もしくは拒絶するには、パートナーが自分の味方であることが必須なので、親よりも自分のことを優先してくれる人と結婚することをおすすめします」とメッセージを寄せました。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)