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傘や靴の置きっぱなしで床がびしょびしょ…を防ぐ! 100円ショップのアイテムで工夫 プロが解説
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湿ったタオルや衣類を「脱いだ場所で干す」仕組み

梅雨から夏にかけては、汗ばむ日が多くなり、衣類の湿気も気になる季節です。洗濯したり、浴室乾燥機で乾かしたりすることがほとんどですが、うっかり脱いだまま放置してしまうこともありますよね。とくに、玄関で脱いだ上着や雨具をそのままにしておくと湿気が溜まり、家の中へカビの原因を持ち込むことに。
そこでおすすめなのが、玄関や上着を脱ぐ場所の近くに、かける場所を作っておくこと。備えつけのコートかけや立派なハンガーラックがなくても、突っ張り棒を使えば、上着やレインコートを一時的に干せるスペースが簡単にできます。
干しているとき、玄関周りの湿度がこもりやすい場合は扇風機や除湿機を併用して、湿気を溜めない工夫も効果的です。濡れたものは家に入れる前に乾かす。そんなひと手間が、カビや不快感を防ぐカギになります。
突っ張り棒の設置をサポートする補助グッズも
もちろん、住宅事情や環境によって、干す場所が限られることもありますよね。なかには、壁や柱の関係で突っ張り棒を設置できないご家庭もあるかもしれません。
しかし、ご安心を。100円ショップには、突っ張り棒の設置をサポートする補助グッズや、賃貸でも使えるアイテムが多数そろっています。無理に“完璧な収納”を目指さなくても、その家に合った方法で、湿ったものを一時的に干せるスペースを作ることが大切です。
ちょっとした仕組みで湿気の持ち込みを防ぎ、家全体のカビ対策にもつながりますよ。
(伊藤 まき)