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「努力と才能がかけ合わさっている」 10年間の成長が見える2枚のイラスト 2015年と2025年の比較投稿に驚きの声
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2015年に描いた1枚のイラスト。そこから独学で技術を身につけ、10年後に描いた作品との比較がX(ツイッター)で話題になっています。より洗練されたイラストは、まるで写真のような仕上がりに。投稿者のハンカチ(@koutyakizoku)さんに詳しいお話を伺いました。
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2015年と2025年の作品 クオリティの高さに反響
「#独学でここまで成長したから一緒に頑張ろう 」というハッシュタグを添えて投稿された、2枚のイラスト。1枚目は、2015年に描かれたものです。踏切が見える住宅街が舞台で、やわらかな光と色彩が印象的。物語を想像させる、アニメのようなタッチが魅力です。
一方、2枚目は、2025年に描かれた都市風景の様子です。電車やバス、ビル群のガラスの反射まで写実的で、臨場感と迫力があり、まるで写真のような仕上がりに。人物は描かれていませんが、人間の営みを感じさせる作品です。
投稿には10万件の“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。「努力と才能がかけ合わさっているの尊敬します……」「そもそもが上手すぎて一緒に頑張れない件」「新海誠の映画に出てきても違和感が無いレベル」など、驚きと称賛の声が多数寄せられています。
新海誠さんの作品に触発された10年の軌跡

10年間で驚異的な成長を遂げたハンカチさん。現在、イラストレーターとして活躍しています。
幼少期からよく絵を描いていて、高校卒業後にはイラスト系の専門学校に3年通いました。ただ、今のようなイラストを描くために必要な技術は、すべて独学によるものだそう。技を磨くきっかけは、ある作品との出合いでした。
「今のような画風になったのは、数年前に新海誠監督の映画『君の名は。』を観て、自分もこんな素敵な背景を描いてみたいと思ったことがきっかけだと記憶しています」
映画作品に触発されて新たな表現を追求し続けた結果、10年という歳月を経て、まるで写真のようなリアルな描写ができるようになりました。
