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使った色鉛筆はたった5色! 写実的な街の風景画に6万人驚愕「神業としか思えない」
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道具が手軽に入手できるため、初心者でも始めやすい色鉛筆画。優しい色合いが魅力ですが、実はさまざまな技法が存在します。yune(ユネ)@色鉛筆画(@negi24155224)さんもそんな色鉛筆画に魅了された1人。何とたった5色で、驚くほど写実的な表現の作品を描き上げました。写真以上に魅力的な街の風景はツイッターで大きく注目されています。5色で描くようになったきっかけなど、yuneさんに詳しいお話を伺いました。
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注目ポイントは青空とアスファルトの表現
「色鉛筆5色で描きました」
人がほとんどいないがらんとした街。作者のyuneさんによると、A4用紙に油性色鉛筆カリスマカラーのブラック、ホワイト、シアン、マゼンタ、イエローのみで描いたそうです。たった5色で描いたとは思えないほど写実的ですが、拡大してよく見ると、温かみのある色鉛筆のタッチが見えます。
描かれている場所は、京浜急行電鉄本線「追浜(おっぱま)」駅(神奈川県横須賀市)の前です。スマートフォンに撮り溜めていた、2020年に緊急事態宣言が発令されていた時の写真を見ながら描いたそう。制作時間は30~40時間ほど。何度も塗り重ねて、さまざまな色を作っていきます。
「絵のポイントである濃淡や影は、かなり大切に描いています。ひとえに影といっても、黒だけではなく、空の色を吸収した黒だったり、建物の色が少し反射して色味がついた影だったりします。そのため下地の色をその時々で変え、シアンを濃く塗るなど工夫します。逆に影が強いところはなるべく黒くしたいので、下地は塗らずブラックだけで塗ることもあります」
他にもこだわった点はたくさん。特に注目すべきポイントは、青空とアスファルトです。
「もちろん細かな看板や窓なども妥協せずに描きましたが、青空は澄んだグラデーションの空を表現したかったので、ホワイトとシアンを何層にも塗って表現しました。アスファルトの部分は画像だと伝わりませんが、傷を表現するためわざと紙に傷を付けています。また、太陽光が当たっていることを意識して、色合いがあまり暗くならないようかなり考えて混色しました」