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エリザベス女王 ヘンリー王子とメーガン妃の今後を「決断」した翌日 穏やかな表情で礼拝へ
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アンドリュー王子と一緒 エレガントなグレンチェックのコートを着用して笑顔を見せる
ヘンリー王子とメーガン妃の「主要王族から退く」意向を受けて、激震が走った英王室。18日にはエリザベス女王が、夫妻のロイヤルの称号を返上することや、公金を受け取らないこと、春から公務を完全に離脱し、夫妻の住居のフロッグモア・コテージの改修費として公金から払われた240万ポンド(約3億4400万円)も返還する内容の声明を発表した。この“急展開”の決断に、一部のメディアでは「女王の鉄拳」など報じられたが、翌日の19日、エリザベス女王は声明発表後に初の姿を見せた。青みがかったグレーの帽子にグレンチェック柄のコートを合わせたエレガントな装いに身を包んだ女王は、穏やかな表情だったという。次男で昨年スキャンダルに揺れたアンドリュー王子とともに、日曜礼拝のために教会へ訪れた姿を現地メディアで報じられている。
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ヘンリー王子とメーガン妃の今後に“決着”をつけた形となった、エリザベス女王の18日の声明。翌日の19日には、女王は英サンドリンガムにある教会へ日曜礼拝のために訪れた。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、「ヘンリー王子とメーガン妃の“退場”宣言の数時間後に」と教会に姿を見せたエリザベス女王について報じた。
女王は、青みがかったグレーの帽子にグレンチェックのコートを着用。襟もとにはブローチをして、真珠のイヤリングとネックレスをし、エレガントな装いで登場した。笑みを浮かべて関係者とあいさつを交わし、教会へ入っていった。ヘンリー王子とメーガン妃夫妻による突然の「引退」表明の当初は、深く失望していたと報じられていた女王だったが、18日にふたりの今後に対して「決断」。翌日に見せた表情は、いつも通りの穏やかな表情だったという。
記事によると、女王に寄り添うように一緒にいたのが、昨年、未成年者との性スキャンダルが再燃して王族としての公務から身を引くことを表明したアンドリュー王子。「王子が女王の頼りの存在に」とも伝えられた。
19日の夜には、ヘンリー王子は自らが支援する子どもたちのメンタルヘルスをサポートする慈善団体の夕食会に出席。サポーターを前にスピーチを行ったが、女王の最終決定について「これ以上ない悲しみ」で「それ以外に選択肢はなかった」など、胸の内を打ち明けた。
(Hint-Pot編集部)