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どうぶつ

「な、懐いてきた…」 保護された子ねこの20日後→成長と変化に驚きの声 「ねこエンジン全開だ」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

かなり衰弱していた状態で保護された子ねこ【写真提供:ツナ(@motikiro2)さん】
かなり衰弱していた状態で保護された子ねこ【写真提供:ツナ(@motikiro2)さん】

 外の世界から人間に保護されたねこにとって、新たな環境はすべてが未知の世界です。すぐに心を開いてくれる子もいれば、時間をかけて少しずつ近づいてきてくれる子もいます。保護当初は、食事と遊びにしか興味を示さなかった茶トラの子ねこ。しかし、ある日突然、甘えるようになったという様子が、X(ツイッター)で6.5万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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飼い主さんにアゴを撫でられてうっとり

「な、懐いてきた……ごはんと遊びにしか興味がないと思っていたのに」

 そんなコメントとともに投稿された動画には、1匹の小さな茶トラねこが映っています。声を出さずに「ニャー」と鳴くような素振りを見せると、差し出された飼い主さんの手に顔を埋めました。アゴを撫でられ、うっとりとした表情を浮かべます。

 さらに、自ら飼い主さんのそばに寄り、腕を甘噛みして甘える子ねこ。シッポもピンと立って、満足げな様子です。

 この動画がXに投稿されると、6.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「うれしいですよね」「一瞬で過ぎる子ねこ期、大切にお過ごしください」「ねこエンジン全開だ」「大切にしてくれるかどうか、わかるんですよ。大切にしてくれる、だから自分も……と、全力で返してくれるんです」など、多くの共感の声が寄せられています。

ダンボールを使って保護されたぽわげちゃん

 無邪気に甘えていたのは、保護ねこの「ぽわげ」ちゃんです。6月に、飼い主さんの家族に保護されました。当時の状況について、飼い主さんは振り返ります。

「実は、前々から弱っている様子だったので気にしていました。6月末のある朝、私がゴミ出しに行っていたところ、家族が衰弱しているねこを発見。とうとう命の危険がありそうだと判断してダンボールに入れて家に運びました」

 家には先住ねこで、13歳の「ちまき」ちゃんと7歳の「どんくさ」くんがいるため、飼い主さんは慎重に対応しました。感染症のリスクを考慮し、保護した子ねこは完全に隔離して、台所で様子を見ることに。