日本を訪れる外国人観光客の多くが、旅先でさまざまな食べ物との出合いを楽しみにしています。ドイツ人の友人と一緒に訪日したアメリカ人は、日本各地を巡りながらその地の料理を口にして、想像もしなかった味を発見したようです。その料理とはいったい、どんなものだったのでしょうか。

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3週間で日本各地をめぐる旅　心に残った沖縄グルメ

　アメリカ出身で現在ドイツに住むクリスチャンさんは、ドイツ人のマットさんと3週間の予定で日本に滞在。クリスチャンさんは初訪日、マットさんは8年ぶり2度目の日本だそうです。

　2人がまず訪れたのは、沖縄でした。沖縄本島や座間味島で自然や海の美しさにふれたあと、神戸や京都、伊豆など本州各地をめぐり、最後は東京で旅を締めくくりました。

　日本各地のご当地グルメも楽しんだとのことですが、とくにクリスチャンさんの心に残ったのは沖縄グルメだといいます。

「ぼくは沖縄で食べたチャンプルーがとても気に入ったよ。あとキュウリのでっかいやつみたいな、そう、ゴーヤー！　ゴーヤーチャンプルー。苦味があるけれど、自分は苦いのが好きだし、とてもユニークな食べ物だなって思った」

　ゴーヤーチャンプルーは、沖縄の代表的な家庭料理。古くから沖縄で食べられてきた野菜ゴーヤーを、豚肉や豆腐、卵などと一緒に炒め合わせた一皿です。ゴーヤーは、独特の苦味が特徴的な野菜で、日本人の間でも好みが分かれる食材ですが、クリスチャンさんはすっかり気に入った様子でした。

　異国の旅では普段食べ慣れていないものを口にする機会も増えます。クリスチャンさんにとっての沖縄グルメが、日本の食文化への新たな発見になったようです。次はどんな「ユニークな」日本の味と出合うのか、楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）