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「新しいタイプの拒否柴」 散歩中にニコニコのまま動かなくなった柴犬→困った飼い主がテレビ電話でSOSも…「かわいいな」
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散歩中に愛犬が動かなくなり、“散歩拒否”されて困った経験がある飼い主さんもいるでしょう。いぬがそうなってしまうのには、さまざまな理由があるようです。X(ツイッター)では、満面の笑みを浮かべたまま立ち止まり、“散歩拒否”する柴犬が11万件もの“いいね”を集めて話題になっています。いったい、何があったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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ニコニコな笑顔で動かない新しいタイプの“拒否柴”
「散歩に行った旦那から『こたろうがニコニコしたまま動かなくなって帰れない』とビデオ通話が来た」
そんなコメントとともに投稿された写真には、1匹の柴犬が写っています。青々とした草むらの中で立ち止まり、ニコニコな笑顔です。何か気になるものがあるのか、カメラとはまったく違う方向を見ています。
柴犬はご機嫌ですが、一緒にいる飼い主さんの配偶者さんは困った様子。急に動かなくなった愛犬の状況説明のため、ビデオ通話で助けを求めたようです。ただ、柴犬には動こうとする気配はありません。
投稿は11万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「新しいタイプの“拒否柴”でかわいすぎる」「帰りたくなイーヌ」「おれもいぬになってこれをしたい」など、その愛らしい姿に心を奪われる人からの声が続々と寄せられています。
「仲良しのいぬがいて、遊びたかったのかな?」

“散歩拒否”していたのは、柴犬で10歳の「こたろう」くん。人懐っこくて、穏やかな性格の男の子です。散歩中には、周りの人や環境に興味を示すものの、“拒否柴”が発動して動かなくなることはあまりないそうです。
ただ、こたろうくんには気まぐれな一面があり、散歩へ連れて行ってくれる人によってルートを決めているそうです。自分が行きたいルートで進めないと、拒否して無理やりルート変更することもあるとか。話題の写真が撮影された日も、いつもとは違う場所を散歩。さらに、飼い主さんによると、こたろうくんの心をくすぐる出来事があったようです。
「この時は早朝でまだそこまで暑くはなかったので、散歩していたエリアの遠いところに仲良しのいぬがいて、遊びたかったのかな? と考えています」
配偶者さんが飼い主さんとビデオ通話している間も、こたろうくんはずっとニコニコして座ったままだったそうです。「旦那の困った声とは真逆で、あまりにもニコニコしているので思わず笑ってしまいました。かわいいなと思いました」と、飼い主さんは振り返ります。
配偶者さんが電話を切ったあと、こたろうくんは優しく促されながら帰宅。この日もきっと、存分に散歩を満喫できたことでしょう。
○取材協力:こたろうくん(@kotaro_chang)さん
(Hint-Pot編集部)