世界中から多くの観光客が訪れる日本。その魅力のひとつが、数も種類も豊富でおいしい日本食です。初めて日本を訪れる外国人にとって、本場の日本食を味わうことは旅の大きな楽しみでもあります。家族で訪日したカナダ人も、さまざまな日本食を堪能しているそう。なかでも、とくに気に入った料理があるといいます。いったい、どんなものに魅了されたのでしょうか。

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夏休みを利用して念願の日本へ初訪日

　カナダのアルバータ州から家族で日本にやってきたシオさん。約2週間という長期滞在で、日本各地をめぐる予定です。

「（日本には）行ってみたいとは思っていた。それで夏休みなのもあって、来れた感じ。チームラボや東京スカイツリーにも行って、楽しかった」

　東京を拠点に、富士山、京都、大阪、広島と、日本の代表的な観光地を網羅する充実した旅程を組んでいるシオさん一家。初めての日本で、定番の観光スポットから最新のデジタルアート展示まで、幅広く日本文化を体験しています。

日本で食べた回転寿司の味を絶賛

　滞在中、おいしい食べ物をたくさん味わったというシオさん。そのなかでも、とくに印象に残っている日本食があるといいます。

「ベルトコンベアの……そう、回転寿司が今のところは好き。スカイツリーの近くのお店に行ったんだけれど、おいしかった」

　また、「カナダでも魚は食べるけれど、種類が違うし、カナダで食べる魚はサーモンがメインかな」と話し、日本で味わった魚との違いに驚いたようです。

　回転寿司は、訪日外国人にとって日本食の入門編として人気が高い料理のひとつです。新鮮な魚介類を手軽に楽しめることはもちろん、ベルトコンベアで運ばれてくるシステム自体が珍しく、多くの外国人観光客が興味を示します。また、近年では多言語対応のタッチパネルが導入され、日本語を話せなくても気軽に注文できる環境が整ってきています。

　日本で回転寿司を楽しんだシオさん。残りの滞在でも日本食との出合いを通じて、素晴らしい思い出を作ってほしいですね。

（Hint-Pot編集部）