海外ニュース
「英語と日本語両方が使えると、人生が2倍楽しくなるよ」 日本人ママがバイリンガル教育をしていて報われた意外な瞬間とは
公開日: / 更新日:
バイリンガルの良さを実感した我が子たち

コンサート会場に集まった客層は10~20代のアメリカ人の若者が多く、アニメのコスプレをしている人の姿も。私たちのようにファミリーで来ている(おそらく)在米日本人もちらほらいました。
ライブでは、ウタの曲だけでなくAdoさんの有名曲も堪能できて家族全員大満足! アメリカでひとりステージに立ち、最高のパフォーマンスをするAdoさんを見て、同じ日本人として誇りに思いました。また、私自身、アメリカの地でライブ鑑賞していることを実感し、胸が震えたのは曲間のMCのときでした。
というのも、Adoさんの日本語のMCを理解し、リアクションできているのは日本語のわかる少数の観客のみ。当然、我がアメリカ人夫は理解できていません。あの瞬間、「私たち、アメリカで頑張ってるよね!」という日本人同士の一体感を感じたのは、きっと私だけではないと思います。
その雰囲気を感じ取ったのか、我が子たちも「周りのアメリカ人はAdoの言葉に反応していないのに、私たちはAdoの言っていることがわかるよ!」と喜んでいました。このとき初めてバイリンガルであることの良さを実感したようです。
日頃からバイリンガル教育に力を注ぎ、日本のアニメは“教材”ととらえている私はその言葉を聞いて、心の中でガッツポーズ! 「英語と日本語両方が使えると、人生が2倍楽しくなるよ」と畳みかけました。鉄は熱いうちに打て!
さてハワイに戻り、以前にも増してAdoさんの曲や「ONE PIECE」に夢中の子どもたち。我が家の日本語教材は、これからも日本のアニメで決まりです!
1ドル=148円(2025年7月28日現在)
(i-know)