どうぶつ
「←理想 現実→」 わんこ専用証明写真に挑戦するも惨敗 個性たっぷりの一枚に大反響 「飼い主さんの涙ぐましい努力を感じてとても好き」
公開日: / 更新日:

人間の証明写真機は街中でよく見かけますが、最近ではいぬ専用の証明写真機も登場しているのをご存じでしょうか。ペット保険の申請や思い出作りなど、さまざまな用途で活用されています。しかし、じっとしていることが苦手ないぬにとって、証明写真の撮影は一筋縄ではいかないようです。X(ツイッター)では、理想と現実のギャップが激しすぎるいぬの証明写真が、2.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
いぬ専用証明写真に挑戦したいぬの「現実」
「いぬのプリクラ証明写真 ←理想 現実→」
そんなコメントとともに、2枚の証明写真が投稿されました。1枚目はいぬ専用証明写真の見本。2枚目には、ペキニーズが撮影に挑戦した様子が写っています。
見本では2匹のいぬが中央に収まっているのに対し、撮影されたものは正面顔がぶれていたり、おしりだけがフレームインしていたり、飼い主さんの手が映り込んでしまったり……。うまくポージングできていない、とてもコミカルな写真ばかりです。
この写真がXで公開されると、2.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)や引用リポストには「全部かわいいです」「現実は現実の愛しさがある 幸せに生きな」「4枚目? 右下が飼い主さんの涙ぐましい努力を感じてとても好き」など、微笑ましく思う声が多数寄せられています。
いぬ用証明写真機に初挑戦 てんてんくんの撮影舞台裏を聞いた

証明写真撮影に挑戦したのは、4歳のペキニーズ「てんてん」くんです。飼い主さんが「いぬ専用の証明写真機は初めて見たので撮ってみたくなりました」と興味を持ったことから、今回の挑戦が始まりました。
いぬ専用証明写真機の仕組みは、基本的に人間用と同じ流れで進むそうです。「自動で8回シャッターが切られ、8枚中4枚を選ぶことができます」とのこと。高さ調節ができるので、大型犬でも小型犬でも、顔が写るようカメラに合わせてセッティングできるのが特徴です。
「ちなみに撮り直しはできません」
この一発勝負という条件が、撮影をより困難なものにしていたようです。飼い主さんはいろいろと試行錯誤しますが、思うようにはいきませんでした。
「友人とふたりがかりで撮影に挑みました。最初、友人がおやつで気を引いて、カメラに目線を向けるようにしてくれたのですが、どうしても私のほうを見てしまってダメでした」
作戦を変更し、飼い主さん自身がおやつを持ってカメラのほうを向くように誘導しましたが、今度は別の問題が発生しました。「おやつを見てしまうので、まずカメラに目線を向けてくれませんし、おやつが欲しくて近づきすぎてしまい、どアップになってしまいました」と苦労したそうです。
