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「大好きなカツオ節で作ったから帰っておいで」 愛猫を看取り初めて迎えたお盆…愛情たっぷりの精霊馬に感動の声
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プチュちゃんと過ごした18年7か月

投稿者さんの愛猫の名前は「プチュ」ちゃん。18歳7か月で虹の橋を渡りました。ツンデレな性格で、幼い頃はとてもおてんばだったそうですが、歳を重ねるたびにどんどん甘えるように。「どの時代もかわいかったです」と、投稿者さんは目を細めます。
もともと野良猫だったプチュちゃんとの出会いは、投稿者さんが川沿いを散歩していたときのことでした。当時、プチュちゃんは生後1か月ほど。そこからたくさんの愛情を注がれて、すくすくと成長しました。猫用のカツオ節がとくにお気に入りで、ごはんの上にかけてもらうこともあったそうです。
ごはんもおやつもしっかり食べ、元気いっぱいに過ごしていました。ただ、17歳になる頃から徐々に体重が減っていき、今年の1月、投稿者さんの腕の中で最期を迎えました。
プチュちゃんとお別れして、初めてのお盆。投稿者さんはプチュちゃんを思いながら、精霊馬を作ることにしたといいます。
「これまで精霊馬を作ったことはほとんどなかったのですが、愛猫とお別れして初めてのお盆だったので、妻と話し合って作ることに。せっかくならあの子の大好きだったカツオ節にしようと決めました」
人間用のカツオ節を使って作りましたが、「きっと喜んでしばらく舐めてからかじり、思うように食べられなくてこっちを見て『食べやすいようにして』と訴えてくると思います」と、プチュちゃんに思いを馳せます。
からくり人形に込めた永遠の絆

これまでにプチュちゃんへの思いを込めて作ったものは、カツオ節の精霊馬だけではありません。投稿者さんとプチュちゃんが手をつなぎ、並んでお話ししているような、小さなからくり人形も制作しました。
「いつか自分も亡くなるけれど、その後もこの作品が残ってくれたらいいなと思って」
愛猫との永遠の絆を形に残したいという、投稿者さんの深い愛情が込められています。プチュちゃんと過ごした、大切な18年7か月の思い出。それは、プチュちゃんにとっても宝物のはずです。きっと、大好きなカツオ節を堪能しながら、会いに来てくれるでしょう。
(Hint-Pot編集部)