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エリザベス女王 体調不良でダウン 公務をキャンセル 御年93歳 「深刻な症状ではない」と英紙
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毎年恒例のサンドリンガムのチャリティ会合を直前でキャンセル
エリザベス女王は現地時間1月23日、出席予定だったサンドリンガムの女性団体「ウイメンズ・インスティテュート」の会合に出席する予定だったが、開催の直前にキャンセルしたことが英各メディアで報じられた。現地の報道によると、深刻ではなく軽い風邪だという。孫のヘンリー王子、メーガン妃夫妻の「主要王族から退く」意向の表明で、激震が走った英王族。エリザベス女王は、緊急会合を開いたり、夫妻の今後に対しての声明を発表したりするなど、迅速な対応をしていた。最近、公に姿を見せたのは19日。アンドリュー王子とサンドリンガムの教会を訪れ、千鳥格子柄のコートと帽子を合わせてエレガントな装いで笑顔だった。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」など現地メディアによると、「ウイメンズ・インスティテュート」の会合の参加は、エリザベス女王にとって毎年恒例で今年も出席予定だったという。しかし、直前にセキュリティーチームが「女王の体調が悪い」ために欠席することを発表。症状は心配するような深刻な状態ではなく、欠席理由を「風邪のため」だと伝えたという。
エリザベス女王は、まだ王女だった1943年から、この女性団体の活動に参加していると伝えられている。毎年クリスマス休暇からサンドリンガムの別宅で過ごす女王は、この時期に行われる会合に出席するのが恒例。しかし、今年は出席が叶わず、キャンセルとなった。
公に出かける姿が直近で見られたのは、19日に女王の次男のアンドリュー王子と一緒にサンドリンガムにある教会に訪れたときだ。アンドリュー王子は昨年に犯罪スキャンダルが再燃し、女王の悩みの種のひとつになっていた。年が明けて孫のヘンリー王子、メーガン妃夫妻が「主要王族から引退する」意向を表明。事前になにも相談を受けていない女王はひどく「失望していた」とも伝えられていたが、すぐに家族で緊急会合を開いたり、声明を発表するなど、素早い対応を見せていた。
(Hint-Pot編集部)