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チャールズ皇太子 孫のジョージ王子やアーチーくんから非難されたくない 環境活動家グレタさんとの面会で吐露
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「すばらしい」 グレタさんを称賛し支援を約束
チャールズ皇太子は現地時間22日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席し環境問題について演説。その後、10代の環境活動家グレタ・トゥンベリさんと面会し、「すばらしい」と称賛した。
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英大衆紙「デイリー・メール」によると、環境問題に長年関心を寄せるチャールズ皇太子は、ダボス会議で「地球規模の警告、気候変動、生物多様性の壊滅的な損失は、人類がこれまでに直面した最大の脅威です」と演説し、政財界のトップへ環境問題解決に向けリードするよう促したほか、二酸化炭素(CO2)排出削減の具体策を提案し、「これ以上時間を無駄にできない」と述べた。
その後、17歳の環境活動家グレタさんと対面。握手を交わすと、皇太子は彼女を「すばらしい」と称え、支援する旨を伝えた。また、孫であるジョージ王子とアーチーくん、シャーロット王女やルイ王子が成長した時に「地球を救うためになにもしていない」と非難されたくないと話していたという。その一方で、記事ではチャールズ皇太子はスイスへの移動手段として二酸化炭素の排出量が多いとされるプライベートジェットを使用したが、ダボスの会場までは電気自動車で移動したと報じた。
ふたりの短時間の面会は注目を集め、多くのカメラマンから大量のフラッシュを浴びせられた。するとグレタさんは「あなたはこれにとても慣れていらっしゃいますね」と皇太子に話しかけ、「慣れるのに何年もかかりました」と答えが返ってくると、「私はまだ慣れません」と言い、戸惑いを口にしていたという。
(Hint-Pot編集部)