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「え…ピッタリ!」双子用ベビーカーが新幹線にシンデレラフィット ママたち驚きの“神ワザ”に大反響
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幼い子どもを連れての帰省や旅行は何かと大変なもの、ましてや子どもが双子ならなおのこと、親の負担は倍増します。旅行客や帰省客でごった返したお盆シーズン、双子を連れた新幹線移動の回顧録をつづった投稿が、SNS上で大きな話題を呼びました。狭い新幹線車内での、特大の双子用ベビーカーの置き場とは……。0歳の双子を育てる投稿者の女性に詳しい話を聞きました。
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幼い双子を連れた新幹線移動の回顧録をつづった投稿が話題に
「双子、特大荷物になる」
お盆シーズン真っただ中の8月中旬、SNS上に投稿された写真には、新幹線の車両最後尾に備えられた特大荷物スペースに、上下2段になったベビーカーごとすっぽりと収まった幼い双子の男の子の様子が収められています。投稿では「畳むと余計に嵩張るウチの双子用ベビーカー。なんとか畳まずに行きたいところ…思惑通り特大荷物スペースにぴったり収まった!! 11号車には快適な多目的室もあり、ベビーカーごとイン可能。授乳やらオムツ変えやらなんやかんやで、あっという間の新幹線移動でした」と車内でのひとときがつづられています。
幼い双子を抱えての新幹線移動のノウハウに、SNS上では反響が続々。「すごいシンデレラフィット!! 素晴らしい」「え…ピッタリ!」「身内が鉄道関係者です。多目的室含め、よく調べて予約されて素晴らしいと大絶賛でした」「冠婚葬祭で、まさに双子を連れて神戸に行かないといけない状況だったので、すごく参考になりました!!!」「すごい!! なにも肩身せまい思いしないでいいですよ!!」など、感動や驚きの声が相次いでいます。
投稿者はその後、続く投稿で「これはまだ暑さもない平日で、車内も空いており、往復ともに特大荷物スペース付きの2席(一列分)を予約済みです。最前列も検討しましたが、多目的室(11号車)に近い12号車最後尾の席を選び、ベビーカーを特大荷物として利用しました。子を下ろすと手が塞がるので双子をベビーカーごと押し込めた状態で記録用に写真を撮りました。多目的室も車掌さんに利用目的を伝えて開錠いただき、使用後は施錠してもらいます。その待ち時間に記録用に撮影しました」と状況説明を補足。
その上で「今回はやむを得ずの新幹線移動で、事前に先輩方のSNSやブログから多くの情報をいただきました。改札の幅は通れるのか、駅の多目的トイレはどこにあるのか、エレベーターを使うにはどの改札から入ればいいのか…等。移動に不安を覚える次の方に、『ここ使えるよ!』と大っぴらには言いませんが、『自分たちも次回やってみよう』と参考になればと思い、投稿いたしました」と投稿に込めた意図をつづっています。
30代で、夫と0歳の双子の男の子の4人家族という投稿者。今回、地元で予定があり、実妹にも付き合ってもらいながら、初めて子連れで新幹線を利用した里帰りを行ったといいます。
「我が家のベビーカーはゴツくて重たいので、折りたたむと大人3人の手が必要になります。公共交通機関でのベビーカーの取り扱いには賛否がありますが、大人2人での移動なので、なんとか折り畳まずにそのまま昇降したいと思い、いろいろと事前に調べての移動でした」
綿密な事前のリサーチ通り、双子用のベビーカーであっても新幹線の特大荷物スペースに畳まずすっぽりとハマることを確認。ちなみに往路では、車いす専用ゾーンを使わせてもらい広々とストレスなく移動ができたそう。SNSやブログを活用した事前の情報収集ではなかなか実際の写真が見つからず、いざ乗ってみるまで不安が拭えなかったことから、次に子連れで新幹線を使う人の参考になればと写真も合わせて投稿したと振り返ります。
投稿の反響については「“いいね”の嵐にとにかく驚きました。普段さほどSNSをしないので、今回は反響に怖くなるほどでした。多くは『息子2人がスペースにすっぽりハマっていてかわいい!』というもので、他にも『こんなのあるんだ!』とベビーカーの形態を珍しがってくれるものなど、双子のベビーカー姿を愛しく思ってくださる方々がいることがうれしかったです」と投稿者。一部、特大荷物スペースが予約制と知らずに場所を独占していると勘違いした人からのお叱りの声もあったものの、周囲が正しいルールを説明してくれたそうで、「新幹線の荷物スペース付き座席の認知度向上に多少なりとも寄与できたらなおうれしく思います」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
