どうぶつ
「←ちょうど3週間前に生まれたとき 今→」 キンカチョウの小鳥が3週間の人工育雛で驚きの成長 ビフォーアフターに大反響
公開日: / 更新日:

一緒に暮らす動物が上手に子育てできないとき、サポートするのは飼い主の役目です。しかし、生まれたばかりの小さな命を人の手で育てるのは、決して簡単なことではありません。X(ツイッター)では、人工育雛で大切に育てられたキンカチョウの雛が、9.2万件もの“いいね”を集めて話題になっています。まだ皮膚が薄く、守ってあげたくなるほど小さな体が、わずか3週間でふわふわの羽毛に包まれた姿へと変化するビフォーアフターに、多くの人が感動しています。飼い主の岡野さん(@hummingbird0422)に詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
手のひらサイズから3週間で急成長
「←ちょうど3週間前に生まれたとき 今→」
そんなコメントとともに投稿された2枚目の写真。1枚目には、小さな卵と、その殻を破って出てきたばかりの雛鳥が写っています。羽毛はまだ生えておらず、薄い皮膚のせいで体の内部が透けて見えるほど未熟です。小さな頭にはすでにくちばしがあり、そのすぐ上で黒々とした大きな瞳がぎょろりと際立っています。
2枚目には、3週間後の雛の姿が写っています。全身にふわふわの羽毛が生えそろい、大きく丸みを帯びた体つきに。手のひらにちょこんと座る姿はすっかり小鳥らしく、とても愛らしいものです。わずか3週間でここまで成長する姿には、思わず驚かされます。
この投稿がXに公開されると、9.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「元気に育ちましたね」「あっという間の成長! 一瞬も見逃せない急成長!」「ちっっっっっっっっちゃ!!!!! よくぞ、こんなに大きく……」など、小さな命の力強い成長に感動する声がたくさん寄せられています。
雛のうちは「おチビちゃん」 愛情たっぷりに育った人工育雛

話題になった雛は、まだ性別がわからないため、今は「おチビちゃん」と呼ばれているそうです。よく食べて甘えん坊な性格で、岡野さんの愛情をたっぷり受けながら成長しています。
「キンカチョウはほかの鳥と比べると子育てが苦手な子が多く、孵化までは両親が頑張りましたがその後はうまく育てられなかったので、生後0日から私が巣から雛を取り出して育てています」
しかし、人工育雛は決して簡単なことではありません。岡野さんにとっても、毎回が真剣勝負だといいます。
「人工育雛の経験は何度かありますが、全ての子が生きられるわけではなく、この子に限らず毎回生きていてくれることに感謝しています」
