育児中は、予想外のハプニングがつきもの。とくに、離乳食作りで思わぬ失敗をしてしまい、頭を抱えた人もいるのではないでしょうか。X（ツイッター）では、電子レンジで離乳食のポタージュを温めていたところ、吹きこぼれてしまったという投稿が話題に。その際に夫が発したユーモアたっぷりのひと言が、7000件を超える“いいね”を集めています。投稿者のもか（@mom_mom_moka）さんに、詳しいお話を伺いました。

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電子レンジ内に広がる黄色い“アート作品”

「夫から『21世紀美術館に飾られてても違和感ない』と言われた爆発ポタージュがこちら」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、衝撃的な光景が。電子レンジの庫内に置かれたマグカップから、黄色いポタージュが派手に吹きこぼれています。なにげない日常をとらえた一枚ですが、夫のコメントを聞くと、芸術作品のようにも見えるから不思議です。

　投稿には、7000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「ポタージュは爆発するのだという学びと、愛のあるツッコミを目の当たりにしました」「夫優しい……」「離乳食は絶対トレーにのせて温めるべきよ!!　離乳食には私も何度も脱走されてる」といった、共感の声が寄せられています。

「センスあるなと思いました」

　もかさんは、28歳の夫と1歳3か月の息子の3人家族。爆発したポタージュは、息子の離乳食として作り置きしていたものです。当時の状況について、詳しく振り返ってくれました。

「作り置きしていたものを解凍していたところ、温めすぎて爆発してしまいました。600Wで50秒チンしたところ、まだ少し冷たく感じたので20秒追加しましたが、そこで少し目を離してしまい、その数秒で吹きこぼれました」

　実は、もかさんが電子レンジで“爆発”を経験するのは、今回が初めてではないそうです。

「よく“爆発”させるので、最初の50秒のときはしっかり見ていたのですが、途中で気が抜けてしまったようです」

　そんな失敗の瞬間に、夫からかけられた「21世紀美術館に飾られてても違和感ない」という言葉。もかさんは、夫の反応について「センスあるなと思いました。失敗した自分に対するイライラした気持ちが、スーッと引いていきました」と振り返ります。

育休9か月取得の夫　家事育児に積極的な理想のパートナー

　もかさんの夫は、育児休業を9か月取得したという、子育てに積極的なパパ。普段の家事育児への関わり方についても教えてくれました。

「妊娠中から育休の間、ほぼすべての家事と、授乳以外の育児も全部対応してくれました。復帰した今も、私より家事をしてくれている気がします」

　離乳食作りは試行錯誤の連続で、ときにハプニングも起こります。そんなとき、家族の温かい言葉があれば、失敗も良い思い出に変わるでしょう。育児中の多くの親たちにとって、もかさん一家の微笑ましいエピソードは心の支えになりそうですね。

（Hint-Pot編集部）