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「これ…手作りですか?」 母の誕生日ケーキを自作 趣味の域を超えたクオリティに驚きの声が殺到
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家族の特別な日に手作りのケーキでお祝いする人は多いですが、ここまでプロ顔負けの仕上がりとなると話は別です。母親の誕生日のために作った手作りケーキの写真が、X(ツイッター)で3万件もの“いいね”を集め、大きな話題を呼んでいます。完成度の高さに、「才能の塊」「本当に手作りですか?」と驚嘆の声が続々。投稿者のぷん(@Pum_Jeunesverts)さんに、愛情あふれるケーキ作りの裏側について詳しくお話を伺いました。
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「車で高速使って2時間」 母への愛が生んだ渾身の一作
ぷんさんが今回作ったのは、淡いピンクのクリームでデコレーションした上品なバースデーケーキ。金色に輝くトレイの上に置かれたケーキの上面には、翡翠のようなマスカット、オレンジ色のメロン、深い紫色のブルーベリーなど、まるで宝石のような色とりどりのフルーツが美しく配置されています。
そして何より目を引くのが、ケーキの前に仲良く座る2体の愛らしいクマのチョコムース。茶色の毛並みが精巧に表現され、片方は紫色のリボン、もう片方は赤いハート型のタグを身につけ、それぞれの表情も愛らしいです。さらに、「Happy Birthday」と書かれたハート型のピックが、誕生日への想いを演出しています。
投稿には「母が私の作ったケーキがまた食べたいというので誕生日に頑張って作った」というコメントに、完成したケーキの写真が添えられています。しかし、ケーキを届けるまでの道のりは決して楽ではありませんでした。
「車で高速使って2時間という試練を乗り越えてやっと実家に到着したわけだが、箱開けるの怖いね 無事であっておくれ(とくにクマ)」と、長距離移動への不安を率直に綴っています。
投稿には3万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「超素敵なバースデーケーキ」「才能の塊」「えっ! これ……手作りですか? プロ並みですね!」といった称賛のコメントが数多く寄せられています。
その後、ぷんさんの報告によると「くまちゃん(チョコムース)も無事でした! デコレーションも崩れずでした良かった!!」とのこと。母親への愛情が実を結びました。
母の笑顔を思い浮かべて作った愛情レシピ

このケーキのデザインについて、ぷんさんは「かわいいものが好きな母のことを思い浮かべながら、母が笑顔になるようにと思い作りました」と語ります。
毛並みまで丁寧に表演された愛らしいクマのチョコムースは、クマの型にムース生地を入れて一晩冷凍庫で固めてから取り出し、チョコレートで顔やリボンをつけたそう。「クマのムースを型から崩さないように取り出すのが一番難しかった」と振り返るぶんさん。この完璧な仕上がりには、細心の注意と高度な技術が必要だったことがわかります。
ピンク色のクリームには、ホワイトチョコやマスカルポーネチーズを混ぜ込み、イチゴパウダーで優しい色と味わいに仕上げました。母親が「果物がたくさん入ったケーキが好き」なことから、メロンやマスカット、ブドウ、ブルーベリーでデコレーション。さらに、ケーキの中には桃も入れた、まさに旬のフルーツづくしの贅沢な一品です。
