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「本当に独学ですか?」 ナイフでクリームを塗っていた大学生の18年後→プロ並みに 手作りケーキのビフォーアフターに驚きの声
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同じ人が作ったとは思えないような2つのケーキの写真が、X(ツイッター)で大きな話題になっています。18年を経て、劇的に進化を遂げた様子に「本当に独学ですか?」と驚きと称賛の声が殺到しています。11万件の“いいね”を集めた投稿について、投稿者の杏仁豆風(@sweet_s_teews)さんに詳しいお話を伺いました。
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ナイフでクリームを塗っていた小学生時代
杏仁豆風さんがお菓子作りを始めたのは、なんと小学生の頃。毎年、バレンタインデーにクッキーを作るのが恒例だったそうです。大学生になると、料理レシピサイトを参考に簡単なものを作り始め、約9年前からは本格的なレシピにも挑戦するように。とくに、生ケーキをよく作るようになったのは、ここ6年ほどのことだといいます。
今回、注目を集めた2007年に作ったというケーキは、大学生くらいの頃に作ったものだそう。かなり前のことで細かくは覚えていないといいますが、当時の日記によると、スポンジを失敗して焼き直したり、クリームに水が入ったことでボソボソになってしまい作り直したりと、完成までに半日ほどかかっていたといいます。
さらに驚くべきは、その頃はヘラを持っていなかったため、ナイフでクリームを塗っていたとのことでした。苦労の連続だった当時の様子が、目に浮かびます。
数え切れない失敗の連続「心が折れそうになることも」

「#独学でここまで成長したから一緒に頑張ろう」というハッシュタグが添えられている通り、杏仁豆風さんの進化の裏には、並々ならぬ努力と試行錯誤がありました。
本格的なレシピで作るようになってからも、生地がうまく焼けなかったり、クリームがゆるすぎたりボソボソになったりと、数え切れないほど失敗を重ねてきたそうです。そのたびにインターネットで原因を調べたり、自分なりに改善点を探したりしたものの、なかなかうまくいかず、心が折れそうになることもたくさんあったといいます。
それでも、お菓子作りへの情熱が杏仁豆風さんを突き動かし続けました。「作り続けるうちに少しずつ経験が積み重なり、今につながっていると感じます」と胸を張ります。
