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日本の「専業主婦は肩身が狭い」? ハワイのママたちが選ぶ生き方 日本人ママが感じたこととは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

子どもを4歳まで家で見ていたので、公園や図書館での読み聞かせをよく利用していた【写真:i-know】
子どもを4歳まで家で見ていたので、公園や図書館での読み聞かせをよく利用していた【写真:i-know】

 専業主婦よりも共働き世帯が多いのは、日本もアメリカも同じです。日本では「専業主婦は肩身が狭い」と感じる人もいると聞きますが、ハワイはどうでしょうか。2人の子どもをハワイで育てる主婦ライター・i-know(いのう)さんは、ロコ(地元民)の専業主婦たちが堂々と胸を張っているといいます。その背景には、いくつかの理由があるのだとか。第67回のテーマは「専業主婦とは呼ばせない!」です。

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専業主婦の呼び方にも変化が

 日本では最近、「専業主婦は肩身が狭い」という声を耳にすることがあります。では、男女平等のイメージが強いアメリカではどうなのでしょうか。

 もともとアメリカでは、子どもがいる専業主婦のことを「House wife(ハウスワイフ)」とも呼んでいました。しかし、女性を見下すようなニュアンスがあるとの意見があり、その後は「Home maker(ホームメーカー)」という言葉が広まりました。

 しかし昨今、私の周辺に、この2つの言葉を口にするロコはほとんどいません。「stay-at-home mom(ステイ・アット・ホームマム)」という言葉を使う人が多い印象があります。直訳すると「家にいるお母さん」です。

 私の体感ではありますが、私が暮らす地域にいる3~4歳ぐらいまでの子どもを持つママさんを見ると、フルタイムで働いている人が3割、週2~3回のパートタイムで働いている人が4割ほど。そして、残りの3割がステイ・アット・ホームマムだと感じます。