雨の日が憂鬱という人は少なくありませんが、それは人間に限ったことではないようです。いぬにも雨が苦手な子は多く、足元が濡れるのを嫌がったり、外に出たがらなかったりすることもあります。そんな様子をとらえた一枚が、X（ツイッター）で話題に。ドッグランでほかのいぬたちが元気に駆け回るなか、まさかの場所で雨宿りする柴犬に、1.9万件もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに、その際の様子を伺いました。

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ドックランで雨宿りする柴犬

「ドッグランにて雨宿りイッヌ　ほかのわんちゃんたちは雨なんか気にせず元気に走り回っているのに……」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、1匹の柴犬が写っています。ドッグランのベンチの下にちょこんと座り、小さな体を丸めて、まるで雨から必死に身を守ろうとしているようです。

　目の前でほかのいぬたちが遊んでいても、柴犬は積極的になれない様子。静かに雨宿りをする姿がかわいらしく、思わず守ってあげたくなります。

　この写真がXに投稿されると、1.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「まさかの雨宿りぃ～」「めちゃくちゃかわいい～～濡れないように　お利口さん」「雨嫌いなのね　かわいーい!!」など、その愛らしい姿に心を奪われる声が数多く寄せられています。

「雨なんて気にせず走り回って遊んでいるのになぁ…」

　雨宿りをしていたのは、1歳7か月の柴犬「小雪」ちゃん。おてんばですが怖がりで、頑固な一面もある女の子です。普段は元気いっぱいですが、体が濡れることは「散歩のあとに足を洗うことを嫌がるほど苦手」だといいます。

　ある日、小雪ちゃんが飼い主さんとドッグランへ出かけると、雨が降り出しました。これまでに20回以上も通うなど慣れ親しんだ場所で、晴天時はほかのいぬと追いかけっこをしたり、クンクン嗅ぎ合ったりしているそう。この日は柴犬2～3匹を含めて15匹ほどのいぬがいましたが、雨が降ると、小雪ちゃんだけベンチの下に避難したといいます。

「ほかのわんちゃんたちは雨なんて気にせず走り回って遊んでいるのになぁ……と笑ってしまいました」

　小雪ちゃんは、雨の日に散歩へ行くとすぐに歩かなくなってしまうそう。5～10分歩く頃には“拒否柴”を発動して、抱っこするよう求めてくるといいます。散歩は晴れている日のほうが楽しめることを、よく理解しているのでしょう。

　自分の意思を素直に表現する小雪ちゃん。幸せいっぱいの日常は、飼い主さんのインスタグラムアカウント（_koyukilog_）でも見ることができますよ。

○取材協力：小雪　Koyuki（@_koyukilog_）さん

（Hint-Pot編集部）