思い立ってすぐ、気軽に始められることが魅力の500円玉貯金。貯金箱の中でジャラジャラ鳴る硬貨の音とずっしりした重さ、開けてみて思いがけないほどの高額が貯まっていたとき喜びは、口座預金では味わえないものです。貯金箱からあふれ出た大量の500円玉を数えるため、1枚1枚並べた投稿がネット上で話題を呼んでいます。驚くべきその金額とは……。投稿者の男性に詳しい話を聞きました。

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毎日コツコツ…4～5年間の地道な積み重ねがまさかの金額に

「暇だし貯めた500円数えてみる」

　今月21日、SNS上に投稿された写真には、宝箱型の小物入れからあふれ出た大量の500円玉が収められています。続く投稿では、1枚1枚並んだ500円玉で描かれた「106万8,500円」の文字が……。壮観の光景には「仕事辞めるかあ」という言葉が添えられています。

　まるで宝箱のように輝く500円玉の山に、SNSでは「まじ宝箱だ！」「千両箱ですね」「すごい金額」「圧巻の100万超え！」「なかなかこんなには貯められませんよ」「自販機で使えないヤツがあるのでご注意を」「昭和62年のがあるかどうか…」「大富豪ですね！　クルマが買えます！」など、驚きと羨望の声が相次いでいます。

　投稿者は山登りが趣味の会社員、えねる（@enelusan）さん。「貯金が苦手なのですが、500円玉貯金ならできると思い始めたのがきっかけです。『自分には500円玉を使ったら死ぬ呪いがかかっている』と思いながら生活し、コツコツと貯めていきました。今回の額に至るまでは4～5年かかったと思います。毎年正月に数えるようにしていたのですが、今回は暇だったので突発的に数えてみました」と投稿の経緯を語ります。

　ユニークな発想で続けてきた500円玉貯金、楽しみながら貯金を継続してきた様子がうかがえます。予想以上の反響について、「500円玉貯金は途中で使ってしまうという方が多かったのですが、宝箱に500円玉を入れていく手法は、貯まっていくとロマンがあるのでオススメです」とえねるさん。驚きの貯金額の裏には、500円玉貯金を楽しく続けるためのさまざまな工夫が隠れていました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）