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「とても地球の生き物とは思えない」 和歌山県の県道で発見→水族館が保護した“脱走個体” 「沖縄ならともかく…」と驚きの声
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本来は南方に生息するはずの意外な生き物が、和歌山県の県道で発見されたという投稿がX(ツイッター)で2万件もの“いいね”を集め、話題になっています。その生き物とは、なんとヤシガニです。なぜ、和歌山県の路上を歩いていたのでしょうか。発見から保護に至るまでの顛末や、現在の状態などについて、預かることになったすさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)の担当者に話を伺いました。
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和歌山県の県道で発見されたヤシガニ
和歌山県にあるすさみ町立エビとカニの水族館は、世界中から集めたエビとカニを中心に、甲殻類200種以上を展示する珍しい水族館です。もともと中学校の体育館だった建物を再利用しており、「廃校水族館」としても知られ、人気を集めています。
そんな同館が注目を集めたのは、迷い犬ならぬ、迷いヤシガニが仲間入りすることになったという投稿です。発見から保護に至るまでの顛末を紹介しています。
「和歌山県の県道を歩いていたヤシガニ
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たまたま車で通りかかった住民の方が発見! 捕獲! 周りには誰もいない……。
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いろいろ問い合わせるがよくわからず、とりあえずエビとカニの水族館へ連絡
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水族館で預かる(仲間入りする)ことになる
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とりあえず観察&体重測定(今ここ)おそらく脱走個体」
そんなユニークなコメントとともに投稿された動画には、硬い殻に覆われた体で、力強いハサミを動かすヤシガニが映っています。欠損などもなく、元気いっぱいな様子です。
投稿には、2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「とても地球の生き物とは思えない」「沖縄県ならともかく和歌山県で……。国内外来種ってやつですかね?」「どこから脱走したのやら……」など、驚く声が寄せられています。
