訪日外国人の多くが楽しみにしていることのひとつに、日本のおいしいグルメがあります。南アフリカから来た女性も、日本食を満喫しているといいますが、ある食べ方に驚きを隠せなかったそう。日本では当たり前のその組み合わせとは、いったいどんなものだったのでしょうか。

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初訪日時は京都と大阪へ、2度目の今回は東京に

　南アフリカから日本を訪れたのは2度目というカティアさん。今回は1週間の滞在を予定しています。

「前回は京都と大阪を見て、東京を見てなかったから、今回は東京に来たの」

　前回の旅で関西を満喫したカティアさんは、今回は東京に絞って日本を楽しんでいます。

「麺とご飯」の組み合わせにカルチャーショック

　そんなカティアさんは日本食も大好きで、なかでも麺料理を好んで食べているといいます。

「魚は苦手だから寿司は食べていないんだけれど……おいしいとは聞いているわ！　日本食だとラーメン、うどん、そば、焼きそばとか、とにかく麺が好き」

　日本の麺料理を心から楽しんでいるカティアさんですが、ある疑問が浮かんだといいます。

「でもときどき麺を頼むとご飯もついてくるでしょう？　あれはなんで？」

　日本では定食として、ラーメンとチャーハン、うどんとご飯、焼きそばとご飯といった組み合わせを見かけることがしばしばあります。しかし、カティアさんにとっては不思議な光景だったようです。

「だって、麺にご飯だとダブル炭水化物じゃない！　ええ!?　って感じなんだけれど……。絶対おかしいよね（笑）？」

　多くの国では主食は一種類という考え方が一般的で、パスタにパン、ご飯にポテトといった組み合わせはあまり見られません。一方、日本では、麺とご飯を組み合わせた定食スタイルが広く浸透しています。日本人には自然なこの組み合わせも、外国人の目には少し不思議で新鮮に映るようです。

　日本独特の食文化に戸惑いながらも、楽しんでいる様子のカティアさん。残りの滞在期間も、東京でいろいろな日本食を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）