料理研究家が自家製のイクラ漬けを作っていたところ、冷蔵庫内の容器からはい出ようとする糸状の生物が……。生命力あふれるアニサキスの投稿がネット上で反響を呼んでいます。料理や食材などの研究備忘録をブログ上で発信している料理自由研究家ヒロカ（@Jiyuukenkyuuka）さんに、詳しい話を聞きました。

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イクラのしょうゆ漬けの保存容器からはい出す糸状の物体を発見

「ちょっ待てよ！！　浸かり具合どうかなぁって冷蔵庫から出したら、サキスニキおるやん　危ねぇ」

　今月5日、SNS上に投稿されたある動画。プラスチック製の保存容器にしょうゆに浸かったおいしそうなイクラが浮かんでいますが、容器上部には何やらうごめく糸状の物体が……。

　容器側面をよじ登るアニサキスの動画に、ネット上では「壁登ってる」「なんつー生命力だ」「気づいてよかった…イクラにもいるんだ」「いくらでもいそう」「つけたら苦しくて出てくるんですよね～」「だから漬けたら一回冷凍するんですよー」「家庭用冷凍庫だと温度が低くないので48時間以上冷凍したほうがいいらしいですよ」「鱈とか鯖とかのイメージでしたけど、鮭にもいるんですね…」「コンビニのオニギリも結構いるみたいですよ」など、さまざまな反応が寄せられています。

　投稿者は、料理の世界に入ってかれこれ20数年になるという料理自由研究家のヒロカさん。料理専門学校に進学し、いろいろな料理を学んだのち、主に日本料理を専門に料理や食材などの価値ある情報をブログ上で発信しています。

　今回の投稿について「サケをいただきイクラを掃除して漬けたんですが、あんなに時間をかけて水も何度も取り替えたのにアニサキスが出て来たことにかなりビックリしてしまったので投稿しました」とヒロカさん。「反響が大きく、見たことないという方やアドバイスをくれる方などがたくさんいて驚いています」と話しています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）