どうぶつ
「立派なハラスメントですね」「一生続いてほしい」 急ぎの帰宅が“ネコハラ”で30分足止め「テレワークよりネコワーク優先される世界www」
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地域ねことして生きることを決めたまるちゃん

この愛らしい“ネコハラ”の主役は、地域ねこの「まるちゃん」。お腹がまん丸なことからその名前がつけられました。まるちゃんは地域ねこのお世話をする代表のご夫婦宅の前に子ねこの状態で捨てられていました。保護した夫婦は家ねことして育てることを決意しましたが、まるちゃんは家ねこ暮らしを激しく拒み続け、地域ねことしてたくましく生きる道を選びました。
頭が良くて陽気で、とにかく毎日よく食べてよく遊ぶ健康優良児のまるちゃん。そんなまるちゃんがネコ課長さんを待ち伏せしていたのは、いつもの場所でした。
「地域ねこが集まる場所は、自宅から徒歩1~2分先にあります。いつも仕事から帰ってくると必ず待ち伏せしていて『おかえりなさい! お腹マッサージして!』と転がってきます。向こうから走ってくることもあります」
この日、飼い主さんはどうしても自宅で資料を作りたかったため、仕事を定時で切り上げて帰宅しました。しかし、まるちゃんはネコ課長さんの都合などおかまいなし。足の間で転がってピタリと動かなくなってしまったのです。
「帰らせてくれない…立派な“ハラスメント”ですね」
ネコ課長さんは諦めて普段通りお腹マッサージをしてあげることに。するとほかの地域ねこも集まってきて、まるちゃん含めて3匹を順番にマッサージすることになりました。
「結局30分は足止めくらいましたね。このあと帰宅して20時くらいまで仕事しました(笑)」
実は、まるちゃんの“ネコハラ”は定期的に発生しているそうです。とくに、ネコ課長さんが急いでいるときほど、その甘えん坊ぶりは激しくなるのだとか。
「僕が急いでいるときとかプライベートで待ち合わせがあるときに限って、普段以上に激しく甘えてきます。なかなか帰らせてくれません。確信犯なので立派な“ハラスメント”ですね。癒されますけど(笑)」
まるちゃんの絶妙なタイミングでの甘えん坊攻撃は、まさに愛らしい“ハラスメント”。まるちゃんは今日も地域ねことして周囲に愛されていることでしょう。
(Hint-Pot編集部)